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Posted by ブクログ 2017年07月26日
日本の学校での部活動には
日本の社会のマイナスの縮図的要素がたっぷり詰まっている
理不尽、同調圧力、虐待、独りよがりの善意
きちんと取材に応じてくれた人たち
こんなことはぜひ根絶したいと願っている人たち
いずれも
これからの明日を生きていく若い人たちに向けての
願いが感じられる
あなたのすぐ近く...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月01日
中高の部活の実態をレポートする。
ブラック部活は生徒にも教師にもあり得る問題。日本の中等教育のなかで、部活は生活指導と結びついて発展してきたのだけど、その功罪を問う一冊になっている。
過酷な練習に耐えることで、人間的な成長とともに技術的にも進歩すると信じる向きは多い。同時に鈴木大地スポーツ庁長官が言...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月09日
2012年に桜宮高校バスケット部の生徒が顧問教師からの体罰が原因となって自殺をしました。それ以来、体罰や暴言、セクハラなど部活動における生徒への虐待がクローズアップされています。著者は部活動の素晴らしさを認めたうえで、教師の過酷な勤務実態や、成果を過剰に求める保護者、知名度UPに利用しようとする学校...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月29日
<目次>
プロローグ 部活動は誰のもの?
第1章 部活がもたらす効果
第2章 部活のいびつな歴史
第3章 ブラック部活が止まらない
第4章 教師にとってもブラックな部活
第5章 ブラック部活の正体
第6章 ブラック部活から子どもを守る
第7章 部活の未来の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月29日
部活動が引き起こしてきた問題の原因や考え方が記されている本。
最終章には実際に行われている解決策や取り組むべき考え方が記されており、ブラックボックス化する部活動の「体罰という必要悪」に立ち向かう気持ちにさせてくれる。
諸問題が複雑に絡み合っているからこそ、解決するにはかなりの力が必要だが、この問題点...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月04日
私は絶対体罰反対だ。どんな理由であっても体罰はいけないと思っている。それなのに、部活動においては、いまだに体罰は行われている。なぜなのだろうか?
この本は、部活動での顧問の指導(?)をきっかけに自殺した少年のことから始まり、部活動の理不尽さ、解決法などについて書かれている。
本来なら、スポーツや...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月09日
部活があぶない (講談社現代新書) 新書 – 2017/6/14
結果主義とわが子主義からの脱却が必要
2019年3月23日記述
島沢優子氏による著作。
2017年6月20日第1刷発行。
フリーライター。
筑波大学体育専門学群4年時に女子バスケットボール全日本大学選手権優勝。
卒業後は、広告制作...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月23日
日本社会に蔓延する『ブラック気質』、すなわち理不尽なことを我慢することが美徳という風潮は、少年スポーツから始まる体罰、言葉の暴力ありきのブラック部活によって再生産される。部活は生徒指導の場ではなく、スポーツ/音楽に楽しみ、生徒が主体的に取り組む場でなければならない。全時代的な指導法や制度から脱却し、...続きを読む
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