人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理

人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理

1,100円 (税込)

5pt

3.3

4000年前、アナトリアで発明された鉄ほど人類の社会と文明に影響を与えた物質はない。温度計もない時代に、どのように鉄を作ったのだろうか? 鋼、玉鋼、錬鉄、銑鉄、溶鉱炉、転炉、平炉、反射炉──アナトリアの最古の製鉄から現代の製鉄法、さらに日本固有の「たたら製鉄」も紹介しながら、鉄作りの秘密に迫る。

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人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    実際にたたら製鉄を文献調査や監察で止まらずに、再現実験で研究した著者によるものなので、文明が崩壊したあとになっても、この本があれば製鉄技術が回復できるのでは無いだろうか?というレベルの書籍。

    実験データの部分を読み飛ばしても、製鉄の歴史について興味深く読めるし、実験データを(ある程度)読むことで、

    0
    2020年01月03日

    Posted by ブクログ

    他の方もかかれてるように、マニア向けです。
    歴史上の製鉄法を分かりやすく解説してくれる一冊かと思いきや、分かりやすくない!図が少ないし分かりにくい…。既に製鉄に精通したマニア以外はまず言葉から装置を想像することもできず、置いてきぼりになります。

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    カーボンニュートラルの理解を深める上で、二酸化炭素排出量の多い製鉄業、高炉メーカーによる水素還元鉄を勉強しようと思った。

    鉄中の炭素濃度を高めると融点が下がり、より低い温度で製鉄する事ができて、リン濃度も低くなる。強く送風する事で脱炭が起こり、炭素濃度が下がってしまう。炉を高くして、浸炭領域を長く

    0
    2022年07月01日

    Posted by ブクログ

    冶金の専門家が手作りでたたら製鉄してみる、みたいな。ひどく繰り返しが多かったりの独特の文章(専門誌の連載記事が元記事らしい)。でも鉄をつくるというのは手間もかかるし文明の重要な部分だったのねえ。製鉄の具体的な部分というのは本当に専門家のしごと。

    0
    2020年06月15日

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