完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに

完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに

792円 (税込)

3pt

4.0

昭和30年代、大阪・猪飼野――当時一千余人の構成員を擁したといわれる"明友会"は、猪飼野がうみだした朝鮮人愚連隊だった。しかしその明友会は、昭和35年、山口組との抗争に敗れ壊滅。三丁目長屋に住む十代のノブオ、ヒウォン、ミツアキ、ヨーカ、わたし、そしてリーダー格の百番地のマサオたちは、時代と地域の色濃い空気に翻弄され影響を受けながら、やがてそれぞれの道を突き進んでいく。

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完全版 猪飼野少年愚連隊 奴らが哭くまえに のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分より少し古い時代の少年たちの記録だ。友人同士で基地を作ってそこがたまり場になるあたりは重なっていて懐かしい。かなり暴力的な内容おを想像したが、それほどひどいものでもなかったように感じた。

    1
    2016年10月11日

    Posted by ブクログ

    戦後からの生野の雰囲気がよく分かる。
    ここに出てくる少年なら非行に走る構造は、実感では今もあまり変わらない。つくづく罪を憎んで人を憎まずなんやなと思う。
    近いようで遠いの生野。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #猪飼野少年愚連隊
    #黄民基
    #2016年95冊目

    1
    2016年10月21日

    ネタバレ 購入済み

    いろんな人の人生を読んだ気分

    作者と仲間達ワルガキ小学生達の生活感のある描写が生き生きして面白い。
    それと明友会と呼ばれる終戦直後の愚連隊についての綿密な記録が交互に出てきて、続きを引き込まれて読んでました。
    案外作者は仲間達と適度な距離を置いていてワルガキでもない普通の子だったからこそ、仲間達と良好に続いたのかも。
    街の

    0
    2020年02月12日

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