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Posted by ブクログ 2023年02月23日
時刻表を駆使したトリックやアリバイ崩しといった、新本格らしからぬ雰囲気を感じる作品を、デビューして間もない頃に発表されていたことに驚かされました。
あとがきによると、思いついたトリックを早く発表しないと先を越されてしまう、そんな思いがあったそうですが、新本格全盛期に敢えて発表するだけの自信も、少な...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月13日
ようやく有栖川有栖作品を読むことができました。
ダイアローグが大きな鍵。
物語の途中で何度か読み返して、
読み終わった後にまたダイアローグへ戻ると
さらに唸ってしまいます。
登場人物である推理作家が行う「アリバイ講義」も
面白かった!
西村京太郎トラベルミステリーの
サスペンスドラマが大好きだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月21日
余吾湖畔の別荘で所有者の妻が殺された。
警察は被害者と関わる人たちに聞き込み捜査を始める。
推理作家である空知雅也は、被害者が学生時代につきあっていた元恋人だったため、警察からの事情聴取を受ける。
被害者・恵に多額の保険金がかけられたいたため、恵の夫・柚木新一が疑われるが確かなアリバイがあった。
納...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月11日
『ダリの繭』に続き、有栖川作品九作目。初のノンシリーズ。森先生に影響を与えた、ミステリィ100作にも入っている本作。○○トリックは説明を聞いてもパッとすぐわからないからあまり好きではないなぁ。でも、第二の殺人やエピローグの締め方など・・その他の部分が抜群に良いから楽しめました、^^ 第七章のアリバイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月09日
余呉湖近くの別荘で見つかった女性の死体。彼女の夫とその双子の弟に容疑がかかるが二人には完璧なアリバイがあり…
これぞ正統派の本格ミステリ! 鉄道の時刻表と双子の容疑者という絶対入れ替わりトリック使ってるな、というベタさとそれに挑戦しようという有栖川さんの意気込みが現れているような気がします。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月08日
アリバイトリックがふんだんに盛り込まれた力作です。
第一の事件は「双子」と聞いただけで身構えてしまいますが、その心理を逆手に取ったトリックでよく出来ています。ただ、不確定要素が絡む可能性があるので実現はなかなか難しい気がしました。
特筆に値するのは第二の事件。シンプルながら先例のないトリックで感心し...続きを読む
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