無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2016年01月11日
我々は如何に類人猿から進化してきたのかを、最新の研究、分析をもとに分かり易く解説している。
30余年前の私が学生だった頃の教科書にも、北京原人、ジャワ原人、ネアンデルタール人、クロマニョン人等の名前は載っていたものの、彼らと今を生きる人類との関係については明確な記述はなかったように思う。
しかし、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月23日
人類700万年の進化の歴史の解説書であるが、この分野は一つの化石からすべての仮説がひっくり返ってしまう不安定さを内包するがゆえに、この本に書かれていることのどこまでが真実なのやら。とはいうものの、読んでいてアキが来ない。「直立二足歩行する動物は人類のみである(飛ぶように進化しなかった生物が爬虫類のみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月10日
人類はどこから来たのか?今のところ現生人類(ホモ・サピエンス)の歴史は700万となっているらしい。そんなことどうやって分かるのか?何を持って700万年なのか?化石って何?というような素朴な疑問に答えを用意してくれているのが本書。
著者は京大理学部卒の読売新聞記者だが、アウストラロピテクスだとか専門...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月24日
2005年発行なので、少し古いが学者さんではなく、読売新聞の記者上がりの方が説明しているので分かりやすい。
1〜3章で、類人猿から新人までのアフリカで生まれたヒトが世界に拡散していく様子を説明している。
4章では日本列島のヒトの問題、5章では年代測定法の功績と限界、6章では遺伝子から考えることが...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月09日
人類進化の歴史を、研究者ではなく、サイエンスライターがまとめた本。
なんというか、公平感がって、読みやすかった。
有力者誕生のメカニズムとして「宴会説」なるものがしょうかいされてるが、一見おかしみがあるが、よく考えるとそうかも?とおもわせる。
チンパンジーと人間では染色体の本数が違う(チンパン...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月07日
興味深かったのは集団生活の始まりや心の獲得の部分だった。そのプロセスは諸説あって定かではないが、歯がほとんど抜け落ちてしまった頭骨から「仲間から食糧をもらうなど助けられていたから生存できたのではないか」というエピソードや、磨かれたような跡がある子どもの頭骨から、「死後に頭骨を保存し、繰り返し手で触れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月19日
読んでいて面白かった!
人類の進化はアフリカの大地溝帯ができたことによる環境の変化だと思ってきたけれど、実は・・・ちがう!食糧提供仮説がおもしろい!
今までヒトは、猿人→原人→旧人→新人と年代を順におって進化をしてきたと考えられていたけれど、同じ時代に複数の人類種がいたということがわかってきたという...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。