花の忠臣蔵

花の忠臣蔵

2,310円 (税込)

11pt

4.3

「忠臣蔵をレンズにして眺めると、ただ元禄時代という過去の歴史の一齣だけでなく、日本に流れる時間のなかに住まう歴史の精霊(デーモン)の姿を正視することができる。元禄人に目を据える。と、元禄の死者たちもひたと見返してくる。その眼差しは、同時代だからこそかえってものを見えなくする死角を突き抜けて、現代の迷路をくっきり照らし出すにちがいない」(「あとがき」より)

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花の忠臣蔵 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    事件を招いた原因の一つとして「貨幣経済」への向き合いかたがあげられているのが新鮮だった。
    浅野内匠頭と吉良上野介が、費用の算出について対立した背景には貨幣改鋳による急激なインフレがあるということも初めて知り、非常に面白かった。

    城の明け渡しや領地の召し上げの際に藩札処分が迅速に行われた様子も述べら

    0
    2022年01月10日

    Posted by ブクログ

     浪士達をミーハーに応援するサポーターが、江戸の街のあちこちにいたというのは、今まで考えたことがない点だった。たしかに、こんなイベントがこっそりできるはずは無い。

    0
    2016年07月26日

    Posted by ブクログ

    忠臣蔵を機軸に元禄世相綱吉政治を交えて、赤穂浪士が討ち入りに至った流れを丁寧に読み解く。
    かなり面白いです。おすすめ。

    0
    2016年05月10日

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