あるようにあり、なるようになる 運命論の運命

あるようにあり、なるようになる 運命論の運命

2,640円 (税込)

13pt

4.4

「すべての出来事は、あらかじめ決まった因果関係により、必然的に起きている!」 というのが運命論者である。そんなバカな、と思うか、そうかもしれないと納得するか、人類は運命論・反運命論に分かれて論争してきた。これは、じつは、過去・現在・未来を問い直す時間論であり、因果関係を見直す論理の問題でもある。運命論をスリリングな哲学として展開する快著!

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あるようにあり、なるようになる 運命論の運命 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月09日

     本書は単独作としては6年ぶりとなる入不二基義の哲学書である。前作『足の裏に影はあるか? ないか?』が随想集であったことを思えば、『時間と絶対と相対と』以来実に8年ぶりの哲学書ということになる。しかし待った甲斐があり、入不二本人があとがきで「主著」と位置づけているくらい、量的にも質的にも入不二哲学の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    2015.12 2度目の通読終了 面白かった。もしかして茶化しているのかとも思えてくる。
    あとがきに「もしレスリングを始めていなかったなら‥」とあるのも可笑しい。

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    Posted by ブクログ 2022年04月03日

    運命のベクトルを変えていくのが主旨。

    以下、あくまでも、私の考える結論だけ。

    運命を受け入れることは無力であることを意味している。しかし、ただ受け身になるのではなく、波に乗るような、つまり、意に介さぬ波がありながら、それを活かすというのが、無力の中から自由を獲得する方法なのだ。運命と自由はこのよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月22日

    大学生の頃、「運命の赤い糸はあるのか」について考えたのを思い出しました(笑)その時の考え方としては、「赤い糸が、あるならば云々」と、「赤い糸がないならば云々」という「ある/ない」の二分法を用いていたのですが、これが排中律だったとは夢にも思っていませんでした。
    「運命はあるか?」、その問いの答えは、本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月27日

    タイトルが全て。入不二哲学の到達点であり、おそらく主著となるであろう一冊。私のレベルでは一読しただけではついていけませんでした。。。またじっくり楽しもうと思います。

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