江戸の市場経済 歴史制度分析からみた株仲間

江戸の市場経済 歴史制度分析からみた株仲間

1,595円 (税込)

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最先進国イギリスに匹敵する経済成長をとげた「江戸日本」。巨大市場の成立は、安定政権、貨幣制度の整備、農商工分離だけでは説明できない。〈株仲間〉こそが、全国市場の形成・発展の立役者だった。歴史制度分析という最新の方法を駆使し、株仲間のポジティブな役割に光をあてる。(講談社選書メチエ)

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江戸の市場経済 歴史制度分析からみた株仲間 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年03月01日

    市場経済の生成は、自明のプロセスではない。新古典派経済学の外に置かれてきたテーマについての考察であります。技術革新、教育、資本の蓄積、人口の増加等は、成長そのものが顕在化したものであり、成長の原因でない。それは何なのか。江戸時代の株仲間の活動に何らかの機能があったのではないか、と。制度としての株仲間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月30日

    江戸時代の市場経済に株仲間が果たした役割を新制度派、比較歴史分析の観点から明らかにしようという意欲的な 一冊。
    株仲間というのは、座やギルドのような同業者集団。こうした集団が一定の力を得て、集団外の業者の取引を制限したりと、みずからの利益を守っていた。これは今でいうカルテルに近くて一見望ましいもので...続きを読む

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