ニッポンの音楽

ニッポンの音楽

880円 (税込)

4pt

一九六九年から始まる本書の物語は、「Jポップ」葬送の物語であり、ニッポンの寓話でもある。章題記載の音楽家のほか、小沢健二、小山田圭吾、ピチカート・ファイヴ、小室哲哉、安室奈美恵、つんく♂、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ……etc.が登場。日本のポピュラー音楽の歴史と現在を考える上で、もっとも重要な物語がこの一冊に! (講談社現代新書)

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ニッポンの音楽 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    はっぴいえんど、YMO、渋谷系・小室系、中田ヤスタカと日本のポップミュージック史を4つの時代に区切って論じている本。僕自身の音楽史観と同じなので、内容には全く同意。

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    2015年04月05日

    Posted by ブクログ

    70年代からゼロ年代にかけて、それぞれのディケイドにはっぴいえんど、YMO、渋谷系と小室系、中田ヤスタカといった「主人公」を置き追いかけていくので非常に分かりやすくすらすらと読み進めることができる一冊。

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    2015年01月17日

    Posted by ブクログ

    はっぴいえんど、YMO、渋谷系と小室系、中田ヤスタカを中心に日本のポピュラー・ミュージックの歴史をたどる。

    1970年代から2010年代にかけて、「外=洋楽=欧米」と「内=邦楽=日本」の関係がどのように変化していったのかという点に焦点が当てられている。(上記のミュージシャンはみな、まだ聴いたことの

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    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    恐らく、それぞれの年代を代表させるのに、YMOやはっぴいえんど、ピチカート・ファイヴを持って来るのに、多くの音楽リスナーは不満を覚えるであろう。
    しかし、はっぴいえんどやYMOの項は面白く読んだ。
    が、以降、僕が興味がないのを割り引いても明らかにトーンダウンしていると思う。
    はっぴいえんどから小室哲

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    2020年12月04日

    Posted by ブクログ

    1970年8月 はっぴいえんど「はっぴいえんど」
    1971年11月 はっぴいえんど「風街ろまん」
    1972年5月 井上陽水「断絶」
    1972年11月 大瀧詠一「大瀧詠一」
    1973年2月 はっぴいえんど「HAPPY END」
    1973年5月 細野晴臣「HOSONO HOUSE」(バック:キャラメルマ

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    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

    2014年12月初版
    佐々木敦著
    ==
    1970年代以降、日本近代史における音楽の展開と今に至るまでの系譜を、「はっぴいえんど」「YMO」「渋谷系・小室系」「中田ヤスタカ」の、それぞれの10年史の変わり目を創ったアーティストに焦点をあてて整理した一冊。

    面白かった。全ての芸術はすべからく模倣から始

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    2015年07月22日

    Posted by ブクログ

    60年代末から現在に至るまでの日本のポップスの変遷。
    よくある歌謡曲論ではない。「ロック」のありようの話。日本語はロックに載るのか?と言う論争は昔からあった。
    サザンが出てきたときには遂にこの問題にも終止符が打たれるのか!?と思ったが「何言ってるのか判らない」と言う意見も多く(谷村新司も、今何時?そ

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    2015年03月31日

    Posted by ブクログ

    シーンの王道ではなかったかもしれないが、「ニッポンの音楽」のパラダイムを紡いできたミュージシャンたちの物語。
    「リスナー型ミュージシャン」の存在を縦糸に、内と外の音との関係を横糸に、また技術の進歩という時間軸を加えて論じていく展開はおもしろかった。

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    2015年03月29日

    Posted by ブクログ

    年を取ることは悪いことばかりじゃなくて、自分が知っている時代が増えていくということで、それは語れる歴史が豊かになっていくことなのだな、と本書を一気読みしてしみじみ。「はっぴーえんど」「YMO」「渋谷系と小室系」「中田ヤスタカ」の4つの時代、4つのディケイドを駆け抜けます。Jポップという言葉を境にして

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    2015年01月18日

    Posted by ブクログ

    J-POPの歴史について分析した一冊。
    はっぴぃえんど、YMO、渋谷系、小室哲哉、そして中田ヤスタカと連なる系譜について丹念に解説している。

    半面、キャロルズ、チェッカーズ、BOφWY、Xなどのバンド系は全く出てこず、若干消化不良の感が。

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    2021年06月20日

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