百姓一揆

百姓一揆

902円 (税込)

4pt

4.5

「反体制運動ではなかった」、「竹槍や蓆旗(むしろばた)は使われなかった」――百姓一揆の歴史像は、研究の進展によって大きく転換した。なぜ百姓は、訴訟や一揆を通して粘り強く自己主張することができたのか。各地に残る「一揆物語」には、どんな思想が織りこまれているか。その独特のピープルズ・パワーから、近世という時代を考える。

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百姓一揆 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単純な百姓一揆の解説書ではなく、近世日本の政治思想史の本です。「仁政イデオロギー」という概念をメインに据えて、江戸時代の政治思想を理解できるように叙述されています。今日の日本社会にまでつながる、テーマだと思えてきました。

    0
    2021年03月25日

    Posted by ブクログ

    「一揆」の実態はどのようなものであったか、それは時代ごとにどのように異なっていたか、現代の私たちが思い描く「一揆」イメージだけでなく、「一揆」を語る史料の記述がどれくらいまで実態とかけ離れているか、そのズレがどのように生み出されてきたか。「一揆」という歴史学の概念の研究を通じて、科学的な概念がどれほ

    0
    2019年11月17日

    Posted by ブクログ

    政治思想史家の若尾さんが百姓一揆というでかいタイトルで新書を出すという事で喜び勇んで買った。内容は、さすがに近世史の第一線のかたなだけあって序盤で上手に百姓一揆についての近年の研究の成果をまとめてくれている。途中からは本人も言っているがおそらく『太平記』読みの時代的な(こちらは積読)話が中心になって

    0
    2019年08月01日

    Posted by ブクログ

     江戸時代の百姓一揆に体制変革の可能性を読み取る階級闘争史・人民闘争史的歴史像は、学界ではすでに過去のものとなっているが、一般通念においては依然として反体制武力蜂起と見做すイメージは根強い。本書はこの40年ほどの百姓一揆研究の変容・転換の流れを整理し、改めて現在の研究水準に基づく新説を紹介しつつ(一

    0
    2019年03月17日

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