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航海者コロンブスの視点からはじまる手に汗握る激動の500年! どのようにして今のアメリカ合衆国が形作られてきたのか。 利害がぶつかるなかで、人々は何を求め、いかに行動してきたのか。 本書では、衝突を繰り返し、大陸に広がり、多種多様な人々を抱え、自由と平等のもとに結合しようと悪戦苦闘してきたアメリカの変遷をたどる。 大陸発見から現代までをその時代の人の目線で描き出し、ひとつの物語のように繰り広げる躍動感にあふれた歴史書である。
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Posted by ブクログ
まさに叙事詩であった。 それぞれの時代の喜び、悲しみ、挑戦、応戦が生き生きと描かれ、時代は変化、変革していることを実感する。
イェール大学リトルヒストリーシリーズは、哲学史、経済学史ともに良書だった。 そしてこのアメリカ史。 これまでの2冊がややカタログ的な作りだったのに対してこのアメリカ史は物語性を前面に打ち出している。 1492年、アメリカ大陸への上陸を端緒として物語が始まるわけだが、 それはアメリカ大陸自体の物語と...続きを読むしてはほんの最近の出来事にすぎないという前置きがなされる。 ネイティブアメリカンへの配慮、というのももちろんあるだろうが、それ以上に偉大なる歴史への敬意が感じられる。 独立し、奴隷解放宣言がなされ、大陸を横断し 都市が縦に、そして横に広がり、2度の大戦を経て超大国へ…という成長の物語と ヨーロッパからの独立、奴隷の解放、差別、黒人・女性たちの勇気…という自由への闘いの物語。 いまなお続くこの超大国の物語だが、歴史から浮かび上がってくる自由と平等への渇望は凄まじいものがある。 今後、この超大国はどうなっていくのだろうか。
【若い読者のためのアメリカ史】 歴史の面白いところの一つとして、今では"普通"の考え方や技術なんかが生まれてきた潮流やその衝撃を感じ取れることがある。近代世界の首領であるアメリカの歴史であればなおさら、熱量を感じ取りやすいところも多い。(だからアメリカのこと書いた本が好き。多分。...続きを読む) アメリカ史関連では、【アメリカ経済 成長の終焉】を読んだときはテクノロジーと経済成長、さらに前の【アメリカは食べる。】では各国文化が混ざり合う中での食文化の発展、【1493】では"新大陸"発見以後の物流の発展を読んだ。この本では、アメリカが発展するダイナミズムを概観する中での、個人の物語を読めた。いろんな背景を持つ人々が、どんな自由、どんな平等を求めて動いてたのか、なんというかライブ感あった。 #読書 #歴史 #アメリカ
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ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン
上杉隼人
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