『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉

748円 (税込)

3pt

ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。“愛人”への送金、墓問題、介護の重圧……がんじがらめな夏葉子の日々を変えたのは、意外な人物と姻族関係終了届!? 婚姻の枷に苦しむすべての人に贈る、人生逆転小説。『嫁をやめる日』を改題。


さだまさし氏 熟読&痛感!
「人生の荷物が多ければ多いほど、この本は笑えて泣けて、ホッとする。」


夫が亡くなった時点で、自分は誰の妻でもなくなり、晴れて自由の身だと思っていた。
だが、どうやら違うらしい。今もこれからも「高瀬家の嫁」なのだ。それも、夫が生きていた頃より、もっとずっと明確に。
(本文より)

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『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近ハマっている垣谷さんの小説。今回も面白かった!
    実際にどこかでありそうなお話。読みながら主人公と一緒にイライラしたり、モヤモヤしたり…続きが気になって一気に読んだ。

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    いつも通り前半は嫌なやつのオンパレードで見ててイライラするけど後半はスッキリとした展開になる。必ずしも勧善懲悪ではなくみんな分かり合えない中で苦労してる者同士だよねって思える展開がいい。

    0
    2023年10月01日

    Posted by ブクログ

    ある晩、46歳の夫がホテルで急死。東京に出張に行くと言っていたが、亡くなったのは地元のビジネスホテル。
    子どもは居ない、自宅は団信保険のおかげでローンは無くなった。これから一人で自由気ままに暮らせると思ったが…自宅の合鍵を持つ姑が勝手に家に入り込んだり、謎の女サオリが現れたりと思い通りにならない。

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    40代なかばで夫に急死された夏葉子。仕事人間だった夫とはまともな夫婦関係を築けていなかったため、亡くなっても悲しいというより自由になった、という感想をいだく。しかし現実は真逆。姑や親戚からの「嫁として夫の親族の世話をしてね。」という圧力がリアルで怖いっ!
    夏葉子の感じる閉塞感にこちらまで息が詰まりそ

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    子供のいない40代夫婦、夫がある日突然急逝してしまう。

    ーーーお線香を上げさせてください。
    その優しそうな一言が、まるで他人の家に自由に出入りできるチケットてあるかのようだった。
    葬儀が終わって一週間ほど経った頃から、様々な人が家に出入りするようになった。

    まるで嫁はその家の従属物であるかのよう

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    単に夫が嫌いなのかと思ったら、残された嫁や周りの人達にはいろいろあるって気付かさせる。垣谷美雨さんは、読みやすくて知らない現実を教えてくれるので、お気に入りです。

    0
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    昭和?の常識を覆し続けてくれる垣谷美雨さん。さすがです。
    旧家に嫁いでしまった方、ご近所の方という監視カメラに縛られている方、是非読んでください。

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    近くに居過ぎると嫌な所がたくさん見えるのに離れてみると良い所が見えてくるのが物凄く同意。ある一定の距離って必要なのだなと感じた。いざって時のお父さんが頼りになって格好良かった!

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    お父さんの世間知が深いところに共感。頼れる父が素敵。見習いたい。それにしても姻族関係終了届は知っておきたい知識だね。

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    垣谷美雨による小説。

    文字通り、死んだ夫の墓に入らない未亡人の話。
    死んでからも家族との付き合いに縛られるのがリアリティがあった。

    0
    2023年09月24日

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