リベラルを潰せ―世界を覆う保守ネットワークの正体―(新潮新書)

リベラルを潰せ―世界を覆う保守ネットワークの正体―(新潮新書)

880円 (税込)

4pt

3.8

LGBTの権利拡大や中絶の容認に、猛烈な抵抗を示す人々がいる。米国最大の宗教勢力、聖書の教えを絶対視するキリスト教右派だ。彼らの組織「世界家族会議」とは何か? プーチン大統領と水面下で繋がり、欧州の反リベラル政党、イスラム諸国とも連携する驚異の組織力の源泉は? リベラリズムの世界的浸透に対し、反撃を始めた保守ネットワークの全貌を緻密な取材で描き出す。日本にも迫る価値観の戦争の行方を直視せよ。

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リベラルを潰せ―世界を覆う保守ネットワークの正体―(新潮新書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    感想
    保守の反撃。気付かぬうちに進んでいる。歴史上何度も繰り返されている。悲劇も。それにも関わらず人々は放置する。今回は戦争。では次回は。

    0
    2023年07月27日

    Posted by ブクログ

    良本。発売後すぐに買ってから忙しくなり4年以上放置していたことを後悔した。

    ロシアの伝統主義回帰、アメリカやヨーロッパの西側で広がる分断の背景の一端がよくわかる。アメリカ国内の溝がさらに深まり、ロシアのプーチン1極が強まる今読んでも内容は色褪せない。ウクライナの置かれた意味もわかる。懐におきたい本

    0
    2023年07月08日

    Posted by ブクログ

    “ かつてソ連は労働者による平等な社会というスローガンで、共産主義思想を世界に売り込んだ。プーチンのロシアは伝統的な宗教に根ざした反リベラル思想を、世界の保守反動派を取り込む新たなソフトパワーに仕立て上げている。”(本書108頁より引用)

    日経新聞の駐モスクワ記者による、2010年代のロシア正教会

    0
    2020年04月26日

    Posted by ブクログ

    福音派の信者数はアメリカで6000万人を超え、有権者の25%を占める(p13)
    世界家族会議:欧米の人権団体から「憎しみを世界に輸出する団体」と警戒される、いわくつきの保守系NGO(p19)
    正教はロシア、東欧など世界各地に約2億5000万の信者がいる(中略)正教会では知性よりも精神性=魂を守ろうと

    0
    2019年03月19日

    Posted by ブクログ

    日本でいうリベラルと世界では若干意味合いが変わってくるようだ。単純に右と左でわけられるものではなく、政治組織も単純ではないらしい。

    0
    2019年04月30日

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