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乗客・乗員の命という重責を背負う機長は、飛行機の操縦、運航をどのようにマネジメントしているのか。コックピット内で副操縦士と何を話し、日ごろの訓練で若者をどう評価し、育てているのか。予測を超えた天候や飛行条件の変化に備え、自動化・AIなど時代の先端技術と向き合い、長時間にわたり正確な判断力を求められる国際線機長。限界状況での仕事ぶりは、われわれの働き方や生活に多くの示唆を与えてくれる。「いま起こっている事象を見て、それに対処するだけの人間は、決してパイロットにはなれない。兆しの段階でそれを捕まえ、それがいかなるものに発展するかを見極め、対処するために様々な対応を行なっておく。そのため、困った事態は何も起こらず、起こった事態はすでに予測済みのものであり、あらかじめ対策がすでに打ってある。これがパイロットの理想の姿である」。未来を変えるために、将来を予測していま行動するプロフェッショナルの哲学。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年08月25日
パイロットのマネジメントについて幅広く書いてあった。パイロットとしてやるべきこと、やるべきではないこと、ほかの職にはない考え方を学ぶことができた。「身体の状態は心を支配する。」という文章が最も印象に残っています。敢えて余裕を見せ、自己暗示をかけることで心をコントロールしてみることを心がけるようにした...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月23日
民間航空機の機長として、飛行中に起こる様々なことについての対処方法や考え方が述べられている。最近の大型航空機は、技量による操縦というよりも大型システムの管理という側面が多いようで、そのようなシステムを動かすエンジニアとしての視点も多い。ひいては、パイロット以外の仕事の心構えや指針とも通じるものがある...続きを読む
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