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Posted by ブクログ 2016年07月16日
音声学の、特に調音と知覚について、日常にある疑問を解説してくれる本。豊富な図やグラフ、サイト上の音声や動画により具体的にイメージしやすいように工夫されている。
ことばは脳で聴いている、という事が改めてイメージできた。母語に無い音も、ブレンドされた中間の音も、“いつも”のことばに違いないと脳が判断す...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月22日
人の話すことばを、分析し、記述し、実際の現場に活かす学問、音声学。
舌の位置による調音点や、どのように音を出すかという調音法を分析すると、あら不思議、世界中のどのような言語も記述できてしまうのだから驚きだ。
このような分析は外国語習得の助けにもなる。
声紋分析など、音声学には三角関数や対数関数も必...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月06日
分かりやすい入門書
マルとミル、どっちが大きい?
架空の2つの単語に、大小の机どっちがどっちを表すか聞いたところ、
多くが「マル」が大きい机で、「ミル」が小さい机と答えた
これはあらゆる言語話者でも共通の結果になった
つまりある音に対して、母語が何語でも、共通した特定のイメージを想起させる要素が音...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月26日
言語学者による本。各国の音と言葉を「文字で見える化」し、分析している。普段何気なく話している言葉や外国語との違いなど、あらためて解説されるとなるほど、と思えることがあった。
例えば「ん」という発音は、その後に来る言葉によって日本語でも何通りか違いがあること、日本語には必ず母音がついてくるが、英語で...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月10日
声に出して読みたい科学啓蒙書。音声学。
マイボイスの試み。
将来自分の声が失われると分かっている難病(特にALS)の患者さんの声をあらかじめ録音し、声が失われた後もパソコンを通して再生することを可能にするソフト。
赤ちゃんはテレビを視聴するだけでは音を学ぶことが出来ない。実際に話しかける、人と接...続きを読む
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