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高校へは行かずに、独学で大学へ進む道もある。通信課程の大学で学び、学者になる方法もある。レールはひとつではない。世界の価値観は多様だ。自分のペースで学び、生きていくためのヒントと勇気をくれる一冊。
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Posted by ブクログ
これから独学する私にとって、大変勇気付られる内容でした。大学生になる前に出会いたかったと思いました。
なるほどこういう道もあるのかと目からうろこでしたし、大きな勇気をもらいました。外国での暮らしが長く、中学卒業後は独学で学び、通信課程の大学から大学院へ、現在東大大学院准教授である著者の歩んできた道は日本で考えられている普通の道とは異なるけれど、こういうやり方も確かにあるなぁと思わされました。外国で暮...続きを読むらしたことがこういう道を選びやすくさせた気もします。同一であることを強く求める傾向にある現在の日本にあってこれと同じ道を進もうとすると、ずっと強く他との違いを意識せざるをえなかったのではないかと思うからです。もともと異邦人である外国では、選んだ道が周りと違ってもそう差異を感じなかったのではなかったのではないでしょうか。これは親の立場からみてということでもありますが。何か違うルートがあったり、選択肢が広がったりすることが活力を生み出す重要なファクターであり、道からはみ出すことを心配して、そろそろと歩く社会からは活力とか希望というものはあまり出てこないのではないか、という著者の言葉には共感できます。これは別に若い人に限ったことではなく、年齢を重ねた人達にもあてはまるのでは、という点においても。歳を重ねることで得た知識や経験が、思考を硬直させるのではなく、様々な考え方・物事に対するアプローチの仕方・人としてのありようを認められる心の広さにつながる人でありたいと強く思います。
簡明な文章 多分後数ヶ月したらそれほど感動しないのだろうけど、今の私にとって非常に大きな癒しをもたらしてくれた 独学で高校、大学卒業資格を手にいれ、公認会計士の資格を取得というすごい経歴の方 でも、いやみったらしいところが無いのは好感がもてる そして自分の今を振り返るきっかけをくれた 落ち込ん...続きを読むだ時の一冊に追加決定
進む道は一つじゃないよと教えてくれる一冊でした。当たり前とは何だろう? 偏差値の高い高校、大学、いい就職先に勤めてと敷かれたレールの上を進むのは窮屈ではないか?もっとたくさんの道があるから柔軟に考えよう!という内容。偏差値が全てではない、だけど ある程度学力がなければ色々難しいよなと思いました。子ど...続きを読むもにはそういう環境を整えつつ、早いうちから夢中になれることを見つけられるようにサポートしたい。中学生あたりから読めそう。
幼少期を、ブラジル、シンガポールで過ごし、大学検定で慶応大学に入学後、慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授といった異色の経歴をもつ経済学者の著書。 非常に平易な文章だけど、勉強には多様な道があり、日本の教育や受験システムの閉塞感、ひい...続きを読むては日本経済への閉塞感を憂える著者の気遣いが伝わってくるような本でした。 受験や就職活動に失敗すると、すべて終わりだ、となってしまいますが、そんなことはなく、ルートは色々あるんだ、と繰り返し述べられています。
著者は日本の高校に通わず、大検を受験。その後慶応義塾大学の通信課程を卒業し、東大の教授になった人物である。いわゆるエリートコースとは異なる道を歩んできた人である。経歴だけ見ると異端な感じもするが、破天荒な感じはない。ちゃんとした人である。上から目線のメッセージという感じもしない。 人生決まったレー...続きを読むルの上を走らされているという感覚、この道しかないのだという閉塞感、それは思い込みに過ぎないのだと著者は言う。確かに、その通りだと思う。しかし、日々同じような人たちとだけ会い、同じような毎日を繰り返していると、どうしても世界が狭いと錯覚してしまう。そして何かでうまくいかないと、自分で自分を追い詰めてしまう。 しかし、日頃私達が触れている情報や考え方、価値観は、ある時代の、地球上の人間の中の、ごくごくわずかな人たちのものでしかないということを忘れてはならないと思う。今の道が息苦しければ、思い込みを捨てて、そのレールからドロップアウトして新しい道を進めばいい。 時にはそんな生き方が非難や蔑みを受けるかもしれないが、他人に迷惑をかけなければ良いと思う。そうして生きることは決して楽ではないと思うが、ずっと我慢して生きるよりはマシかもしれない。
道を踏み外しても、もっと色々な道はあるよ。という著者からのメッセージ 慶応大学の通信課程を調べたら、卒業生代表として著者が載っていました。
小中高大と進学してきて社会人1年目の私と 特異な経歴を持って経済学を研究されている筆者。 歩んできた(私が歩む)道に大きな違いはあるけれど、もっと大きな気持ちで道を踏み外してしまってもいいのかなと考えさせられました。
日本での高校、大学進学よりも、父親の海外勤務に同行し、ブラジルでの現地生活を選び、独学で大検、通信制大学を修了した経験から世界の評価軸は日本以上にたくさんあり、あらゆる目的地にたどり着くことができる、ということが書かれています。この本には、独学の方法も書かれていますが、最も主張したいことは、決められ...続きを読むた道以外にも目的地にたどり着くことができる様々なルートがあるということです。ここがダメだったら、次はあそこ、色々なルートが選べる社会が実現したら…楽しくなりますね。
独学に関する筆者の考え方には、賛同です。 私もドロップアウトしながら、多くのことを独学でやってきたので。また、経験することの大切さも全く同意見です。 経験が大切な分野と、修得が大切な分野があって、数学に象徴されるような後者はじっくり取り組む「独学」が私には必要だと思います。今は数学だけではなく...続きを読む、法学そして、あらゆる意味での研究、政策提言に独学の姿勢が求められているとも感じます。 いずれにせよ、安易に学校や予備校に通って、実を取ろうと思っている方に一読を勧めます。こういう道もあるんだよ、という別の道を示す筆者の語り口は、とても好感が持てました。
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独学という道もある
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