もつれ

もつれ

予想の斜め上を行くポーランドの怪作小説!

ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれた男の遺体が見つかった。被害者は、娘を自殺で亡くした印刷会社経営者。容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女3人と、主催者のセラピスト。中年検察官シャツキは早速捜査を進めるが、調べれば調べるほど事件の闇は深まっていく。一方で、愛する妻と娘に恵まれながらもどこか閉塞感を抱いていたシャツキは、事件の取材に訪れた若い女性記者に惹かれ、罪悪感と欲望との狭間で悶々とする。やがて、被害者の遺品から過去のある事件に気づくシャツキ。真実に手が届こうとしたその時、思わぬ事態が……。
日本中のミステリーファンを唸らせたポーランドの怪作『怒り』、その「シャツキ三部作」の第一作がいよいよ日本上陸。ハードボイルドなのにポップ、凄惨なのに笑える、一度読んだら中年クライシス男のボヤキがやみつきに!? 予想の斜め上を行く傑作ミステリー!

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もつれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ポーランドの作家「ジグムント・ミウォシェフスキ」の長篇ミステリ作品『もつれ(原題:Uwiklanie、英題:Entanglement)』を読みました。
    チェコの「ヤン・ヴァイス」の作品に続き、東欧の作家の作品です… 東欧ミステリ、ポーランドミステリは初めてですね。

    -----story------

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    「怒り」は結構感触良かったので期待してみたが、これはどうも。。。事件が起こってその関係者がセラピーに通っていたとのことだが、そのセラピー仲間とセラピーの内容や効能なんかの比重が多く、本来この作者は物を書く能力がすごくあるので、描写が必要以上に自分にはしんどく、永らく翻訳されなかった理由はやっぱりある

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    ワルシャワ、精神科のグループセラピーの参加者の一人が眼に串を刺され殺された。検察官のシャツキが捜査に関わる。セラピーはコンステレーションという参加者が他の参加者の家族を演じるというものだと分かる。しかし動機がなかなか分からない。

    三部作の第一作。長いし、そしてラストの謎解きもとっても分かりにくい。

    0
    2020年01月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の検察官がかなりクセの強い人物なので、ダメな人にはまったく受け入れられないと思うが、「怒り」に続いてかなり好き。真ん中の作品も読めますように(祈り)
    ワルシャワが舞台なのもポイント高い。謎ときは後から説明する部分が大きくわかりにくかった。

    3部作のラストが先に翻訳されたのはもったいなかったか

    0
    2019年01月23日

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