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実験的に始めた稀覯本のオンラインショップや、新設したコーヒー・バーなどが順調で、それなりに繁盛しているニューヨークの書店。オーナーのダーラは、書き入れどきの感謝祭を目のまえにして張り切っていた。片や書店のマスコットの黒猫ハムレットは相変わらず気ままに昼寝をしたり、シャーと威嚇したり。大変なのは、友達以上恋人未満の関係だった刑事リースの婚約者につきあわされることくらいという日々を送っていたダーラだが、近所でとんでもない事件が発生して……。黒猫名探偵シリーズ完結編!
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Posted by ブクログ
アメリカの作家「アリ・ブランドン」の長篇ミステリ作品『書店猫ハムレットの挨拶(原題:Twice Told Tail)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- さようなら「ハムレット」……。 大人気の黒猫の名探偵シリーズ完結...続きを読む編! 稀覯本のオンラインショップやコーヒー・バーが順調なニューヨークの書店。 オーナーの「ダーラ」は、書き入れどきの感謝祭を目のまえに張り切っていた。 片や書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに店内で昼寝したり、シャーと威嚇したり。 充実した日々を送っていた「ダーラ」だが、近所でとんでもない事件が発生してしまい……。 大人気の黒猫名探偵シリーズ、完結編! 訳者あとがき=「越智睦」 ----------------------- 2016年(平成28年)に発表された「書店猫ハムレット(Black Cat Bookshop Mystery)」シリーズの第5作… 最終作となる作品です。 実験的にはじめた稀覯本のオンラインショップや、新設したコーヒー・バーなどが順調で、それなりに繁盛しているニューヨークの書店・ペティストーンズ・ファイン・ブックス… オーナーの「ダーラ・ペティストーン」は、書き入れどきの感謝祭を目の前にして張り切っていた、、、 一方で、書店のマスコットの黒猫「ハムレット」は、相変わらず気ままに昼寝をしたり、シャーシャーと威嚇したり… そんな充実した日々を送っていたが、隣家の「プリンスキ兄妹」宅で殺人事件が発生して……。 読みやすくて気楽に愉しめる正統派のコージーミステリでしたね… ある人物が、犯人か捜査関係者しか知らないはずのことを話したことにより、途中から真犯人は予想ができたので、終盤は動機を確認しながら読んだ感じ、、、 古書に隠された秘密は、書店を舞台にした物語にぴったりだったし、名探偵・黒猫「ハムレット」の活躍も微笑ましくて、好感が持てる作品でした… 第1作から第4作も読んでみたいな。
書店猫シリーズ最終巻。 終わってしまうのは寂しい。 いつものメンバーに、ご近所さんたち。そして、みんなのこれから…は少し物足りなかった気もするけれど(特にダーラとリースの恋愛模様が) ドキドキハラハラするミステリも好きだけれど、こういうのほほんとしたシリーズものもやっぱり好き。
犯人がわかりやすかったので星は3つ。 シリーズ最後ということで、今まで出てきた人たちもちらほら登場。 今回は軽い感じだったので、あまり感想もなく… まあ、みんなが幸せそうで良かった!
書店猫ハムレットの第五弾。 この作品で最後。 前作で突然婚約を発表したリース刑事、 その婚約者のドレス選びに振り回されるダーラだが、 そんな中、隣人の年よりの兄妹の兄が殺される。 最初の作品から登場していて、 店員ロバートの保護者と言っても良かったので、 ちょっとショックだった。 案の定、リース...続きを読む刑事の結婚は破局したけど、 ダーラの仲は進まなくてがっかり。 甘い展開を期待したわけではないのだけれど。 それとハムレットとそっくりの黒ネコがうろうろしていたのに、 あっさり捕まってしまって、連れて行かれてしまったのもがっかり。 本に隠された遺言書が関係していた事件そのものは面白かったけれど。 もうちょっとだけ華々しく終わってほしかったかな。
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書店猫ハムレットの挨拶
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