無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫ハムレットがいた。かごにかわいらしく丸まり、ゴロゴロと喉を鳴らして客を迎える――ことは決してなく、堂々と書棚を徘徊し、緑色の目で冷たく客を睥睨する黒猫が。ハムレットが気に入る従業員を確保できてほっとしたものの、ダーラはある工事現場で書店の常連客の死体を発見してしまう。その脇には動物の足跡。最近夜に外を出歩いているらしいハムレットのもの?! 黒猫ハムレットが必殺技で犯人を告げる! コージー・ミステリ第1弾。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年07月06日
猫が事件を解決にみちびくミステリー。軽妙な会話、お洒落なNYの雰囲気、それぞれ癖のあるキャラクターなど、コージーミステリのお手本のような本。殺人は起こるが凄惨ではなく、結末もやっぱりねと思うものではあったが、猫がしめす手がかりからの謎解きは気が利いていて面白かった。文体も読みやすく、さらさらと気軽に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月24日
本屋が舞台のコージー・ミステリの新シリーズ、翻訳1冊目。
ただし、原作では2冊目?
ダーラ・ベティストーンは大叔母から本屋を相続した。
黒い猫付きで。
大きな黒猫のハムレットは神出鬼没、頭が良くて気難しく、新しい店員を選ぶのにはっきり主張するほど。
ダーラは、30代後半かな?
バツイチで普通に仕...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月16日
ハムレット(ΦωΦ)可愛い♡
なかなか事件が起こらない(笑)
コージーミステリ
知的でユーモラスな主人公が、日常的な生活で遭遇した事件の謎を解くストーリーを軽妙なタッチで描く探偵小説で、主人公の多くは刑事やプロの探偵ではない一般人である。非情で暴力的な主人公が登場するハードボイルド小説と対照をなす...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月08日
最近ワールドカップに夢中で本読めてなかったので、姪っ子が帰ってから久しぶりに本を読むためにカフェに行ってきました。しばらく読書から離れてると、環境変えて読みたくなるこの感じ、何なんですかね…。
さて、本作。
書店に、猫に、ミステリー。
私のツボを遺憾なく押さえてきた作品であります。
装丁の絵も可愛...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月25日
限りなく★2に近い★3…
こないだまで読んでいた刑事ジャックフロストシリーズなら30頁位で終わりそうな驚きの薄い内容と云うか…。
犯人が最初から何となく判ってしまう(笑)
けれども、細々した描写が多く、この頁数なのかな。
その細々とした描写内容を頭の中で描けたらそこそこ楽しめる1冊。
太々しさ溢れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月08日
ブルックリンの本屋を叔母からの遺産として引き継いだダーラ。本屋の飼い猫ハムレットは名推理猫で、事件のヒントとなる本を書架からさりげなく落とす。
ダーラの本屋の近くの工事現場で、なじみ客の死体を発見してしまうダーラ。どうもそこにハムレットのものと思われる足あとがあった。さて犯人は??
まあまあでしょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月10日
舞台は本屋、そして黒猫が導く推理。
と来たら読まずにはいられない。
中盤、だれてしまってなかなか読み進められなかったけど、
最後の対決シーンハムレットハラハラドキドキ。
ちょっと涙してしまったのは、やはり猫好きだからかな。
犯人も最初に目星がついてしまっていたし、やっぱりねって感じだったのだけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月08日
NYブルックリンの書店。従業員を従え、客を選び、君主の如くお店に君臨するは黒猫ハムレット。
権力をふるい、愛想はふりまかず、しかし鋭敏な頭脳と勇気ある行動で人間たちの事件を解決に導く!
そんな猫に振り回される、書店のオーナー、ダーラが主人公です。
(作中でエドガー・アラン・ポォの「モルグ街の殺人」の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。