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わずか60年余りで,200万倍もの演算性能向上を遂げたプロセッサ。システムの全体性能を左右する小さなチップには,どのような技術が搭載されているのでしょうか。
本書では,コンピュータアーキテクチャの基本からスタートし,プロセッサのしくみ/働き,高速化を実現した応用技術,旬の64ビットCPUの内部構造まで徹底解説。合わせて,プロセッサの実力を引き出すためのプログラミングテクニックも盛り込みました。マルチコア化,スレッド,GPGPU(General Purpose GPU)/超並列処理,仮想化機構,省エネなど注目のキーワードを押さえ,プロセッサを核に,コンピューティングの今をコンパクトにまとめた1冊です。
WEB+DB PRESS plusシリーズ初,ハードウェアを題材に,先端プロセッサ開発歴40年の著者による全編書き下ろしでお届けします。
Posted by ブクログ 2022年09月07日
既に発売から10年が経過しているが、プロセッサに関わる技術の分かりやすい本としては今でも良本と呼べると思う。
さすがにNehalemの細かい記載は懐かしいが、メモリ周りから仮想化まで、非常に詳細かつ分かりやすい。
内容的には、情報処理試験で学ぶこととかなり重複するが、ここまで分かりやすく説明してくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月12日
1章 プロセッサとコンピュータシステムの基礎
コンピュータを構成する主要素を説明
・プロセッサ
・メモリ
・入出力装置
2章 プロセッサの変遷
省略
3章 プログラマのためのプロセッサアーキテクチャ
マイクロアーキテクチャ
パイプライン
キャシュ
速度低下を引き起こす...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月12日
技術評論社WEB+DB PRESS plusシリーズの本はどれもしっかりと作ってあるという印象を受ける。それは著者をしっかりと選んでいるからだろうと思う。本書もこれだけの内容を単著者で書かれている。おそらくは、この世界でも経験が豊富で有名な方なんだろう。
プロセッサを"支える"...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月18日
プログラマが効率の良いプログラムを書くための本で、コンピューターサイエンスを学ぶような学生が読むのにちょうど良い本だと思いました。
スカラ、分岐予測、メモリといった既存のプロセッサを説明したものから、最近出てきた仮想化の仕組みなども説明されています。
あまりソフト屋さんは意識するところでは無いかもし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月19日
尊敬する同期I君の紹介。
「プロセッサを支える技術」というタイトルから、なんとなくCPUの内部設計に関する話を想像していたのだが、それだけではなく、メモリやGPUなどと強調していかに効率よく処理をするかという工夫が歴史に基づいた形で紹介されている。
キャッシュのしくみなどアプリケーションプログラムの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月21日
計算機に携わるらしき人々は概要だけでも知っておくべきである事が綺麗で丁寧にある程度きっちりと書いてある。計算機に関わるすべての人への入門書、と言ったところ。良書。また、中盤~終盤のやや具体的な技術解説やGPUまで言葉のみならずしっかりと紹介した今後のプロセッサ技術などにも丁寧に触れ続けており、プロセ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月30日
現代的で素晴しいコンピュータ・アーキテクチャのテキスト。コンピュータ・アーキテクチャの基礎から、仮想化支援機構、マルチコア、GPGPU といった最新の話題まで手広く網羅する。さすがにこれだけ豊富な内容で A5版 380ページでは個々の説明が簡略になるのはやむを得ないが、非常に適切に簡略化されているの...続きを読む
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