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歳をとるのが極端に遅い“遅老症(アナジエリア)”のため、16世紀に生まれ、21世紀の今も生き続けている男、トム・ハザード。シェイクスピア、フィッツジェラルド、クック船長らに出会いながら、さまざまな時代の局面に立ち会ってきた、彼の数奇にして波瀾万丈な人生とは──。
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Posted by ブクログ
「2019版SFが読みたい!」に紹介があり、面白そうだったので読んでみた。面白かった。遅老症の主人公は、16世紀生まれで、400歳を超える。見かけは、40歳ぐらいにしか見えない。400年前に愛したローズを忘れられず、ずっと孤独に過ごして来た。シェイクスピア、クック船長、フィッツジェラルドなど歴史上の...続きを読む人物とも接してきた。400年ぶりに帰ってきたロンドンで、歴史教師としてカミーユという女性に出会う。ここから止まっていた時間が動き出したのではないか。遅老症というあり得ないSF的な設定を描きながら、人間にとっての時、人生、そして愛について考えさせるのである。そう言えば、バンパイヤも同様に長命だったけ。彼らは、どう生きていくのだろう。さて、実際にこんな症状があったら、なってみたい?周りの人々が年老いていく中で、自分だけが若いままなんて、とんでもないことだ。
ちょっと難しい
同じ著者のミッドナイト・ライブラリーを読んで感動したのどこちらも読んでみました。 こっちはちょっと難しかったなぁという印象です。 大きなテーマは同じかなと思いましたが、少なくとも、同じ感覚では読めませんでした。。 とはいえ、いろいろ考えさせられる本でした。
遅老症の男の孤独… 映画化が決まっているという事で、クリストファー・リーブ主演の『ある日どこかで』的な画を想像しちゃった
トム・ハザードは1581年生まれで400年以上生きている「遅老症」。現代とトムが生きた時代を行き来しながら物語は進みます。老化が遅いなんて夢のようですが、400年生きても40歳くらいにしか見えない彼の痛切な孤独や、過去のたくさんの記憶に悩まされる様子は、辛くていたたまれず悠久の命の意味を問われます。...続きを読む彼はどうやって希望を見つけるのか?人は何のために生きるのか?”かげろう”である私たちも同じなのはないかと考えさせられます。シェークスピアが出てきたり太平洋航海にでたり、歴史の体現者としても読者を引き込んでページをめくる手が止められません。翻訳ものにある読みにくさもなくとてもよかったです。
映画化と知り、久しぶりの洋書チャレンジ。 現在と過去が細切れに交互に進む。 意外と読みやすかった。 遅老症。
人よりもゆっくりと年をとる主人公を現在と過去のカットバックを繰り返して描く。生きるとはどういうことかの答えを主人公は最後に見つけ出す。 すでにカンバーバッチ主演で映画化決まっているそうだが、楽しみなような怖いような。
最初、時代が飛びまくって「で、生まれてから何年経った?」とか色々大変だったけど、日本語訳も読みやすくて面白かった。
登場人物が豪華豪華。キャプテンクックにシェイクスピア、フィッツジェラルド夫妻…と、キラ星の如く。 でも正直なところ途中で私は少々たるみました。 最後の数ページはとてもよかった。
読んでも読んでも 辛くて しんどくて 希望がなくて 時代は変われど同じで 結構終わりまでそれが続く 何度止めようと思ったか・・・
時間がテーマではあるがタイムトラベラーやタイムマシンではなく長寿不死のパターン。ヴァンパイアものに近い設定かも。主人公の過酷な人生もさらりとした語り口でやさしいお話しでした。終盤の数ページはちょっと取って付けた感があったが実在の人物との邂逅など面白く読んだ(フォレストガンプっぽい?)。映画化が決まっ...続きを読むてるそうでそれも楽しみな作品だった。
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