Society(ソサエティ) 5.0 人間中心の超スマート社会

Society(ソサエティ) 5.0 人間中心の超スマート社会

1,980円 (税込)

9pt

3.7

■ICTの発展、グローバル化の進展、人々の価値観の変化などにより、知識や価値の創造プロセスが大きく変化し、経済や社会のあり方、産業の構造が急速に変化する大変革時代が到来している。日本は、そのような経済や社会の変革に対応した新たな価値を創出し、豊かな暮らしがもたらされる「超スマート社会」を未来の姿として共有し、世界に先駆け社会課題の解決を実現していく「Society(ソサエティ) 5.0」という方針を掲げている。

■東京大学と日立製作所は、このSociety 5.0を構想・実現するために「日立東大ラボ」を、2016年に設置した。同ラボでは、従来の課題解決型産学連携から発想を転換し、ビジョンを創生・発信し、実現に向けた課題解決に取り組むという新しい形の研究開発を推進している。

■本書では、日立東大ラボで得られた知見に基づくSociety5.0のビジョン、方法、技術開発を広く社会と共有すると共に、現代の都市が抱える課題解決に向けた新たな方向性を提示する。最大のキーワードは「超スマート社会」の実現。ビッグデータ解析、人工知能などの技術が創り出す「サイバー空間とリアル空間の融合」が牽引する未来とは、どのような社会であり、どのような方法で目指していくのか、産学協創の体制により、企業の持つ技術開発力と大学の持つ知の力を組み合わせた研究開発を通じて、居住からの変革“ハビタット・イノベーション”によるその理論や方法、技術開発について解説する。

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Society(ソサエティ) 5.0 人間中心の超スマート社会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    2016年に内閣府で提唱されたSociety5.0。
    4.0はいわゆるIoTで、5.0は都市システム(交通、電力、情報)間の連携が主となる。
    それらの連携により、現在の社会課題の解決と人間中心の社会の創出を実現する。
    例えば、二酸化炭素排出削減のために人間の活動量を抑えるのではなく、
    よりピンポイ

    0
    2022年03月19日

    Posted by ブクログ

    2018年刊だけど、2020年のコロナの時代のための社会みたい。
    とてもスマートな社会は快適そう。
    でも、スマートサイズはちょっと窮屈かな。
    スマートを楽しむ知恵比べが必要?

    0
    2021年01月06日

    Posted by ブクログ

    第6章をとても興味深く読んだ。
    私有から共有へ、資本主義のその先にある豊かさは考え深いものがあった。

    全般的に経済の基礎があればもっと理解が深まる気がするので、また近い未来に読んでみたい。

    表面的に知ったような気になってた事を再確認できた。

    0
    2019年03月12日

    Posted by ブクログ

    今後スマートシティ等について考えることが増えることから読んでみましたが、Society5.0というコンセプトについてよく分かる内容になってました。
    超スマート化と人間中心、人間の幸福を両立して考えることは当然じゃないかと思いつつも、よくよく考えるとすごく難しいことで、今後のAIの活用など技術の進歩を

    0
    2022年05月06日

    Posted by ブクログ

    これは政府が発表した「Society5.0」について「解説した本」ではなく、「深掘りした本」だ。
    内容については、実は政府発表の資料の方が分かりやすい。
    それらの発表資料について、識者がもっと細かい点については説明をしていく。
    それでも一つ一つの項目はページ数も限りがあるから、あっさり感は否めない。

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    2016年に提唱された新しい暮らしの形であるSociety5.0について考え方や概念を書いた一冊。

    人が中心となる超スマート社会であるSociety5.0について新聞やテレビなどで話題となっていますが、本書で改めてその概念や内容を深く知ることができました。
    サイバー空間をフィジカル空間に融合させて

    0
    2019年09月21日

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