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廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはまっていた。宝石をえぐり取ることもできず、アイシャはタスランに連れられて旅に出ることに……。『青の王』の世界を舞台にした、好評シリーズ第2弾!
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Posted by ブクログ
青の王から始まる物語のようですが 白からよんでしまいました。 廣嶋玲子さんの本は なんかツボにはまるようで 一気に読んでしまいます。 主人公のアイシャ 剣士のタスラン 猿小人のテンナ 小さな魔族のイルミン この組み合わせもいいですね。 赤いサソリ号のラシーラ 美味しいご飯を作ってくれる魔族のモーテ...続きを読むィマ チャーミングな女性たちです。 おどろおどろしい地下の描写もあるんですが やっと最後に白の王が現れます。 まだ 物語が続いていくので 楽しみですね。
青の王からおよそ50年後?ぐらい先の物語 物語の途中で僅かだが青の王の彼らハルーンやアバンザのことについて伺えて嬉しかった 彼らの人生は船と共にあったんだって 冒険の始まりは1つの緑の石 その石が青年と少女、そして猿小人と呼ばれる小さき種族との旅の幕開け 最初の討伐したエイのような大きな生き物はど...続きを読むんな味なのだろうか 淡白な味なのかなと想像する 旅の途中で王の部隊に攻撃を受け命からがら生き延びる 助けてくれた人達が赤いサソリ号! そっかぁ、やっぱりおんぼろのまんまなんだ!とふふっと笑ってしまう 青の王の力は本当に凄いんだなって そして赤いサソリ号には青の王の物語に出てくる魔族のモーティマ 何気に青の王の時代を知ってる登場人物ってモーティマだけなんだな〜と感慨深くなる 物語は進み、主人公のアイシャもそしてタスランも別々の者たちに狙われる アイシャが攫われている間閉じ込められている場所がもう悲惨すぎると思った 自分の汚物と腐った食べ物にまみれて小さな空間で幾日も…うわぁ私なら精神壊れそう そしてタスランはタスランで右手を失う……生えてくる奇跡あるかなとか思ったけどそうはいかなかった! 血色の女郎蜘蛛と呼ばれる女性はめっちゃ恐ろしい 好いた男を木乃伊にして愛でるなんて…怖い というか今作は前作に比べて黒々としていて全体的に怖くて不気味な要素が多い! 私が1番ショックなのは旅してきた猿小人さん 心開いてから皆を守るために命を犠牲にした猿小人さんのこと、私は大好きだー!泣 そして最後に思ったのは、ナルマーン国の王様どうなったのかなぁ?と 破滅の道が見えてる気がするけど、次の作品赤の王に繋がるのだろうか? 白の王の物語は、青の王と違って白の眷属達がほぼ出てこない! 白の王様自身もあまり出てこなかったな でも、一緒に旅をしていたのかと 前作はドキドキで、今作はハラハラといった印象 何度も命を狙われてヒヤヒヤハラハラしてしまう! 旅する仲間達がまた愛嬌あったり微笑ましく、定期的にグロっ!怖っ!が混じるのがまた味わい深いファンタジー 意外に児童書のファンタジーってほの暗く死の描写やグロ描写が多かったりする印象もある 子供にどうなの?と思ったりするけど、小学生の時めっちゃのめり込んで読んで大人になって買うぐらいだから、そういったインパクトのある作品も大事だろうなと思ったり できたら小学生の自分にも読ませてあげたい作品
『青の王』の世界を舞台にした第2弾です 今作品もとても素晴らしく、読み手を最後まで飽きさせません。 登場人物たちの仲間を思う優しさや、勇敢さに勇気づけられました! 『青の王』を読まれた方はもちろん、まだ読んだことのない方も『白の王』からでも楽しめます! 極上のファンタジーです(*´ ω`*)
「青の王」と同じ世界の何十年後の物語で、 依頼された宝石が胸にはまってしまったアイシャと、その宝石の依頼主のタスランとの物語です。 ハラハラドキドキの連続でした!
青の王の次の話で、青の王の時代からかなり時間が経ったあとの話でしたが、青の王よりもおもしろかったです。 前回同様癖のあるキャラが途中で仲間になったりするのですが、今回はちょっとうるっと来て、今まで話に出ていなかった白の王の話を聞けてすごい冒険だなぁと思いました。
今回も面白かった! 前作から繋がっている所もあって、あれからそうなったのか~!という思いで読めました(^○^) ファンタジーでワクワクします! 次回作も楽しみです!
今回も面白かった! ナルマーンのその後が気になっていたので滅んでも細々と頑張っていることが知れてよかった。 一番印象に残っているのが白の王でもテンナでもなく、木乃伊職人のナナイアだったのが自分でも一番驚いた。 彼女が夫(14人)を殺してミイラにしたのは気持ち悪いし許されない事だと思うが、それは母やイ...続きを読むルスミアが男たちに捨てられたりした恐怖からで、ずっと側にいて欲しいという気持ちは分かるし、イルスミアの血を引いてなかったら夫が大好きな良い女性になってたんじゃないかと思うと可哀想。 タスランに惹かれたのがイルスミアが元々結婚させようとしてたからだとか、最後にタスランに愛してるって言ってもらえたのとか、もう言葉にできない。
孤独なのも同士自然と引き寄せられる感じも冒険も危険な状況にもほんの少しの安らぎがあり絆が愛が生まれる極上ファンタジーでした。
めちゃくちゃ好きだ、このシリーズ。ファンタジーの中でも冒険ファンタジーが大好きなのでほんと好き! 青の王の数十年後の世界。世界観も広がる景色も魔族含めた他種属も人も、みんなが生きていた。アイシャはとてもいい子。白の王素敵だなぁ。猿小人たちの振る舞いや教え、芯のぶれないその姿がとてもかっこよくて。自由...続きを読む、その言葉が胸にじんわりくる。自由って、愛なんだな。そうだよな。 あぁ、好きだ。
青の王から三代くらい後のお話かな。 前作の流れをくんでいて、それでいてわたしは白の方が好きだな。 テンナがかっこよくて潔くて賢くて大好き。 ラストの名乗りのところ大好きだよかっこいいよ。 白の王の言葉はまさに王たるもので、シンプルにハートにささる。 他者のために祈れるものに、自分への道が開かれ...続きを読むる。 素敵だなぁ。 わたしも白の眷属になりたい。魔族じゃないけど。
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