妖たちの祝いの品は

妖たちの祝いの品は

740円 (税込)

3pt

危ういところを助かったものの、なかなか体力が戻らない弥助を心配した兎の妖怪、玉雪は、弥助に食べさせる雪を探すうちに、鈴白山に棲む冬のあやかし、細雪丸に出会う。そこで玉雪が聞いた子守唄は……「玉雪の子守唄」。鈴白山をさまよう幼い姉妹の死霊が子供を守る妖怪、うぶめに出会う「うぶめの夜」。久蔵の女房、初音姫の出産を前に、心づくしの祝いの品を贈ろうと奔走するあやかしたち。萩乃が、津弓が、右京と左京が、王蜜の君が、そして弥助が考えに考えた末に選んだ贈り物は……「祝いの品」。全6編を収録した大人気シリーズ第9弾。

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妖たちの祝いの品は のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中休み的な1冊。
    最後の「祝いの品」を含めて、微笑ましい作品ばかりでほっとする。スピンオフ的にいろんな物語が読めたし。
    妖って、なんであんなに親バカ揃いなんだかw
    あ、久蔵は人間だけど輪をかけているか。
    鈴白山の細雪丸。
    いい子だね。
    櫛の件は悲しい。でも、思いがけない友情が。ひどい目にはあったけど

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    今回は、弥助はあまり出てこない短編が6つ。表題になっている祝いの品の話は、最後の一編。それはそれで微笑ましい話なのだけれど、それよりも、登場人物がリレーのようにつながっている最初の4編。特に『鈴白山の冬の客』が好き。

    0
    2020年02月05日

    購入済み

    妖たちの物語です。
    シリーズ通してこれが一番心にきました。
    笑いあり涙あり読み終えるのがもったいなくて、読むのが切なくて、何度も手を置いてしまう。
    そういう宝物みたいな作品でした。

    愛情深く不器用な妖たちと人間の交流に心洗われます。
    読み易いリズムを失わない、とても心地好い文章なので誰

    0
    2019年12月29日

    Posted by ブクログ

    やっぱりとてもかわいいなぁ。
    このシリーズは、いつも誰かが誰かを思いやる優しさや暖かさがとても伝わってくる。だからこそたまに切なくて、でも幸せな気持ちになる。(みんな親バカなのもとてもかわいい!)
    優しいな。あたたかいな。みんな幸せでいてほしいな。
    と、思いつつ次の最終巻に感じる不穏な気配にそわそわ

    0
    2020年12月04日

    Posted by ブクログ

    妖怪の子預かり屋シリーズ第九弾。

    こぼれ話と言えば良いのだろうか。
    弥助と千弥の旧知の遊び人と
    華蛇族の姫に子供が生まれるお話。
    あちこちの子供たちのお話。
    弥助と千弥が雪山で冬を越すお話。

    かわいらしいお話が詰め込まれていた。
    前作の妖女との闘いの後とあっては、
    血も滴るステーキの後の、甘いデ

    0
    2020年08月28日

    Posted by ブクログ

    ラストの前の小休止という感じ。主人公を入れ替えながらの連作短編という感じ。8巻までの影はありつつ、大きな波乱もなく全体としてのんびりした巻になってます。

    0
    2020年06月23日

    Posted by ブクログ

    細雪丸の歌が、うぶめの歌が、玉雪の歌が、めぐり巡ってつながってゆく。歌声が聞こえてきそう ♪
    歌声が心に残る。

    0
    2020年01月22日

    Posted by ブクログ

    今回は本筋から離れて番外編。
    でも、そこでそう繋げたか!って楽しかった。
    最後に子供を産んだ初音姫。登場の頃とは全く別人格で、とても素敵な女性になってた。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    どうやら7、8巻を読んでいないらしい。どうりで。

    でも久蔵さん?の子に贈るものを考える妖怪は可愛らしいなぁ~。氷の妖怪も色々と切ない。今度、7,8巻も読まなくてはな、ウン。

    0
    2019年12月16日

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