その悲しみに寄り添えたなら
  • 完結

その悲しみに寄り添えたなら

1,100円 (税込)

5pt

3.5

「死」や「喪失」は避けられない。それでも「人」は生きていく──。

医療・福祉などの公共空間で、宗教の枠を超え心のケアを担う専門職。
「臨床宗教師」になるまでの軌跡

住職の妻として日々奮闘していた著者だったが、
ある日息子が突然の病にかかる。
その渦中の孤独と苦しみから、
「臨床宗教師」の研修を受けることを決意する。
──でも、人の悲嘆に向き合うことは、想像以上に難しく、
自分自身の弱さや問題にも向き合うことになり……。

目の前の誰かの「大切な思い」に
全力で寄り添える存在でありたい。
スピリチュアルケアの現場を描くコミックエッセイ。

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その悲しみに寄り添えたなら のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    教誨師は知っていたものの、臨床宗教師はこの本で初めて知りました。
    研修の話等に関心があって読み始めましたが、作者さんが自身を過去から見つめて向き合い、折り合いをつける過程も描かれていて、そちらの話も興味深かったです。

    スーパーバイザーの森田先生の
    「『何かをせねばならない』という観念がいかに自分を

    0
    2024年01月05日

    Posted by ブクログ

    臨床宗教師という存在を初めて知った。両親は病院の冷たい対応に会い、切なく亡くなっていった。こういう存在の方々がいたら、もっと尊厳のある死を迎えられたのではないかと思う。私自身が宗教家であったならぜひ学んでみたいとも思った。両親のような思いをされる方を無くしていきたい。

    0
    2019年04月03日

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