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新任幼稚園教諭の喜多嶋凜は、あらゆることに口出しをしてくるモンスターペアレンツと対立しながらも、自らの理想を貫き、少しずつ周囲からも認められていくのだが……。どんでん返しの帝王が贈る驚愕のミステリー。
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Posted by ブクログ
埼玉県の片田舎、神室町に幼稚園教諭として赴任してきた喜多嶋凛がモンスターペアレンツ相手に奮闘するお仕事小説!ん?中山七里さんがお仕事小説?珍しくない?と思いきや…違った!全然違った! 中盤突然のどんでん返し!お仕事小説がミステリーに一変した! モンスターペアレンツと闘いながらも子供達とのやり取りにほ...続きを読むのぼのな様相が一瞬にしてダークなものに変わっていく。 ん?これはミステリー?…ならどーして前半のお仕事奮闘記が必要?このミステリーにはどーしてもこの前半が必要なのだ。 必ずこの幼稚園教諭としての凛の奮闘振りが繋がっていくはず…と、後半に入ると読書のスピードが一気に加速!(やっぱりミステリー好きなんだなぁ…と思いながら) いや〜面白かった! こういう展開なんだ!どんでん返しは1回に終わらず後半にも… 中山七里さん、面白いですね。 些か幼児の行動や言動がリアルさを欠く部分もあるけれど、そこはもう、展開の面白さでカバー(笑) 解説を参考に…まだ読んでいない「おやすみラフマニノフ」、シリーズ途中で頓挫してしまった「御子柴シリーズ」の再読を決意! 積読本は永遠だ!
『闘う君の唄を』中山七里著 社会性 ☆☆☆☆☆ 主人公の魅力☆☆☆☆☆ そうくるか!☆☆☆☆☆☆ 中山さんの作家としての幅の広さに改めて感服した一冊です。 それは物語の主人公がどの作品も違うことです。 ときにピアニスト、検事、刑事、銀行員、総理、監察医・・・。 そして、この物語は保育士です。 ...続きを読むーーーーーーーー 【社会性】 社会性に☆5個です。舞台は保育園です。保育士の現実、1名で監督する幼児の数、運営するイベントの数、そして父兄とのやりとり。 その大変さが場面場面から判断することができます。 そして、もう一つの側面が犯罪者の家族の視点です。学校、知人、近所そしてメディア。犯罪者の家族における基本的人権とは?も、もうひとつの社会性です。 ーーーーーーーー 【主人公の魅力】 自身できめた自身に課した宿命。その宿命をまっとうしようという強い意思。 しかし、それを許してくれない現実世界。 主人公は、その世界と戦い続けます。 きっと幾度となく放棄しようとしたことでしょう・・・。 強い主人公がときに弱気になるとき、話し相手として選ぶのは実の母親です。 いかに肉親が支えであるのか?なぜ支えなのか? その描写も丁寧なことも、物語の魅力です。 ーーーーーーーー 【そうくるか!】 物語は、主人公の宿命、その宿命が生まれた背景、その背景に迫る真実という大きく3つの構成で進みます。さらに、舞台である保育園の日常・出来事がえ!?という起伏を作り出します。 中山さんファンにはぜひ一読してほしい1冊です。 ーーーーーーーー 少し、弱っているかもな・・・。 少し、涙がほしいな・・・。 そんなときの1冊かもしれません。
前半と後半では話が大きく変わってくる。一気にミステリーとなり、怒涛の結末を迎える。途中で結論は想像できてしまったが。
中山七里氏の作品ですが、つい中島みゆきの『ファイト』を口ずさんでしまいます。 さすが、『どんでん返しの帝王』、後半は驚きの展開です。 埼玉県の片田舎の幼稚園に教論として赴任した喜多嶋凛。 そこで待っていたのは、あらゆる事に口出しするモンスターペアレントたち。 凛は、破天荒ながら、自分の信念に基づき...続きを読む、少しずつ彼女達の信頼を得ていく... 前半は、ホンワカとしたお仕事小説と思いきや、後半の彼女の出自が明らかとなる以降は、まさに社会派ミステリーの様相に。 なぜ、彼女は、この幼稚園に赴任して来たのか? なぜ、彼女は、幼稚園の教諭になったのか? 後半から見ると、前半のホンワカ小説自体が、大きな伏線なんですね。 お馴染みの埼玉県警の渡瀬刑事や、『おやすみラフマニノフ』の神尾舞子などが登場する辺りは、中山七里ファンには、嬉しい限りです。
まだまだ習近平ウィルス積読本消化月間。続編というか姉妹編にあたる「騒がしい楽園」を読んでから前作があることを知り積読本から捜し出して読んでみた。本作は冤罪事件の加害者側の家族の物語となる、冤罪事件と言えば渡瀬警部の登場、ついでに高円寺静裁判官の登場も期待したがそれは叶わなかった。物語の冒頭部からすれ...続きを読むば、喜多嶋凛の幼稚園での奮闘記かと思っていたら、15年前の陰惨な幼児虐殺事件へと物語は流れ込んでいく。事件は渡瀬警部によって凛の父親の冤罪が晴らされ清々しい結末へと導かれた。しかし渡瀬警部ってあんな怖い顔だっけ。
モンスターペアレントの無茶苦茶な要求に戦う新人教員という構図は決して珍しいものではありませんが、「幼稚園」が舞台というのは面白いと感じます。 全体的には、漫画「クニミツの政」の小学校教員時代のような、「常識」を越えた発想で園児の好奇心を満たす活動を多々行い、偏屈な保護者達も次第に心を開いてゆく、と...続きを読むいう流れです。 順調に幼稚園にも慣れ、保護者会のメンバーにも少しずつ認められ始めた主人公でしたが、ひょんなことから一転、それまでの信頼を一挙に失うことになります。 幼稚園児の行動の描かれ方(年少の園児たちが、幼稚園から帰宅後に子どもたちだけで遊びに行く、ということはないだろう…とか)や、発表会の場面など(やはり、年少の園児が覚えられる演目ではないだろうとか)に少し盛りすぎな印象はありますが、そこはエンタメ作品なので。 ミステリの部分も「まあ、そうなるよね」という結末ではありましたが、全体としては疾走感のある話でしたし、読後感も悪くありません。 続編もあるようで、そちらも読んでみたいと思いま。
モンスターペアレントか… はじめは純粋に、自分の子供の為を思って主張してるんやろな… でも、段々と子供の為というより、自分とか世間体とか… 運動会で並んでゴールとか、劇を主役順番にとかが、ホントに子供の為になるとか思うんかな…楽しくない自分の子供を目の前にして… ここに主人公の幼稚園教諭 喜多島凛...続きを読むさんが突撃して来る! 自分の理想を掲げ、モンスター等とやり合う! しかし、彼女には、凄い過去が… この為の贖罪? 作中でも少し出て来るけど、他でも、そんな人おった!弁護士やけど… 加害者の家族は罪はないはずやのに… 何も悪いことしてないのに… 何か、世間って世知辛いな… よく考えると、 殺人事件は? 犯人は? 大どんでん返しは? 大丈夫〜(^-^)v 渡瀬さんも頑張ってる〜! 中山七里ワールド!
3歳とは思えないほど園児がしっかりしていた。やるせないラストでしたが、凛先生は少し重荷から解放されたのではないでしょうか。
ホントこの人どこから作品のネタ仕入れてるんだろう。 “ほのぼのとした幼稚園での日常”なんて書くわけないと思っていたら、案の定シビアなストーリーだった。 モンスターペアレンツとの対立や過去の陰惨な事件を扱う一方で、子供達との交流では温かい気持ちにさせられる。 相変わらず面白かった。
幼稚園青春ミステリー? 物語は新人の幼稚園教諭、喜多嶋凛が神室幼稚園に赴任というところから始まる 子供に翻弄され一癖二癖もある親御にも振り回されつつも色々な問題を解決に導き周りからの信頼を得ていく だがある出来事がきっかけで物語の様相がガラリと変わり... 個人的にはラストの事件の真犯人という...続きを読むどんでん返しよりも、牛との出会い、お遊戯会、ぷーちゃんの流れからの命の尊さや周りからの信頼を得ていく流れが好きだった 園児特有の純真無垢さからくる言動は時に残酷で時に助けられ、物事の本質は大人よりも子供の方が心得ているのではないだろうかというのをこの小説を通じて感じた 気分的に落ちる場面もあるが全体的に面白くちょっぴりの感動もあるオススメ小説
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