ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
1920年代のパリで一世を風靡し、日本人画家として初めて西洋で成功した藤田嗣治。裸婦画や戦争画、宗教画まで様々な作品を手がけ、毀誉褒貶相半ばする画家は、文学で例えるならば夏目漱石の存在感に匹敵するほど、その後の美術界に鮮烈なインパクトを残した。没後50年の今、「鏡」「線」「色彩」という3つの視点から作品世界を一望し、そこから絵画という芸術表現の本当の見方を導く。(一部カラーページあり)
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
白を貴重にした美しい裸婦。 愛らしい子猫。 幻想的な風景画。 若き日にパリで最も名声を博した日本人画家 藤田嗣治。 おカッパ頭。 丸メガネ。 ちょび髭スタイル。 芸術の都パリで時代の寵児となった彼は、太平洋戦争を前に帰国。 従軍画家として戦場に立ち、戦争画を描き続けた。 終戦後は日本...続きを読むを去り、ニューヨークを経由してパリに戻り、フランス国籍を取得。 カトリックの洗礼を受け、美しい宗教画も多く残した。 そして、二度と日本に戻ることなくその生涯を閉じた。 パリの革命児なのか。 悪の戦争画家なのか。 丹念な取材と、美術の基礎知識、そして歴史的背景を丁寧に噛み砕いていく。 「藤田嗣治は、日本の近代における最大スケールの画家です。文学でいうと、夏目漱石の存在感に匹敵する画家とも言えましょうか。彼は、あの時代を生きた日本人と芸術との関わりを、作品と人生を通して体現し尽くした画家です」(「はじめに」より) 描きたいものを描く。 今を生きることに全力。 事実の奥にある真実に迫っていく力作。 #藤田嗣治
藤田嗣治のことだけでなく、 絵の見方がわかったのはよかった とても面白い本です 絵画にハマりそう
藤田の女漁りって書き方がちょっと気になるんよね。戦争画と眠れる女が描いてある絵の構図の対比をしている所が面白かった。 線の表現が共通しているそう。比べてみると確かに。
フジタ。本当に興味深い画家だ。その髪型、ファッション、生きざま、存在感、そして作品。どれを、とってもフジタでしかない。その背景に見える時代、戦争、日本美術。彼自身を知ることで見えてくるものがたくさんある。フジタを、芸術を、時代を知るうえで最適な一冊でした。 美術館に、行きたい。
絵画についてまったく詳しくない私でも興味が湧いて読むことができました。 絵画についての基本を藤田を通して解説してくれているため、今後美術館等に行く時の参考になりそうです。 個人的には、フランスの洞窟画に影響された話に関心を持ちました。絵画というと常に最新のものが絶えず生まれてくるものですが、それこ...続きを読むそ温故知新が絵画にもあるように感じられました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
藤田嗣治がわかれば絵画がわかる
新刊情報をお知らせします。
布施英利
フォロー機能について
「NHK出版新書」の最新刊一覧へ
「趣味・実用」無料一覧へ
「趣味・実用」ランキングの一覧へ
現代アートはすごい デュシャンから最果タヒまで
構図がわかれば絵画がわかる
色彩がわかれば絵画がわかる
「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか
人体、5億年の記憶~からだの中の美術館~
ダ・ヴィンチ、501年目の旅(インターナショナル新書)
鉄腕アトム55の謎 生活人新書セレクション
試し読み
パリの美術館で美を学ぶ~ルーブルから南仏まで~
「布施英利」のこれもおすすめ一覧へ
▲藤田嗣治がわかれば絵画がわかる ページトップヘ