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Posted by ブクログ 2015年04月09日
勉強しなきゃと思っていた色彩学の基礎。
しかし、色相環だの補色だのなんだのと、耳にしたことがある言葉が出てきた途端、なぜか興味を失ってしまった。
そんな色彩学の基礎を洗い出すように説明してくれていて、ゲーテや利休に触れたり、著者の体験談などが過不足なく混じっていて最後まで興味をもって読み切ることが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月25日
絵を見るときだけではなく、生きているときの色の見え方が変わる。著者はとても丁寧に「色とは何か」を「言葉を尽くして」説明しているから。
著者曰く「 色は、言葉で見るものだ」(p.178)。
私たちは目で見ているのではなく脳で色を見ている。網膜に届いた光はそのままでは単なる刺激でしかない。それを意味のあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月16日
あの独特な髪型の、布施先生の色彩学についての本。
色の三原色とか、三属性(明度、色度、彩度)とかは、どこかで見知っていたことだ。
でも、ここにはそれ以上のことがある。
心理学者カッツによる、色の現れ方の九分類。
表面色、面色、空間色なんていう概念が出てくる。
布施さんの説明は、本書だけにとどまら...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月31日
色彩学に用いられる言葉が、とても新鮮に感じた。
色彩に関わる言葉は、色彩という枠を越えた現象について語る際にも使えるのではないかと思った。
色彩について考えることは、想像以上に広い思考であるようだ。
色彩は、物、知覚、身体、言語、いろいろなことに関わっている。
色彩で世界を語る。
そのようなこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月16日
昔、中学校の美術の授業で「色彩学」の話を少し聞いた。それをもう少し詳しく解説してくれている本である。三原色、四原色について、理解が深まった。文章のノリは、色彩学の"実況中継”(受験参考書によくある、なんだかわかったつもりになるようなアレ)といった趣き。知らないことが多いのでなるほどと読んだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月10日
「色」の勉強になりました。読みやすく分かり易かったです。
ただ、「絵画」の話にあまり紙数は割かれていません。同じ著者の前著『構図がわかれば絵画が分かる』は絵を題材に「構図」の考え方が解説されていましたが、こちらはあくまで色彩の解説が主で絵は事例程度。
「構図」と「色彩」、写真を撮る上での勉強にもなり...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月04日
三原色を中心に、色彩の基本中の基本を解説する新書。
原色と補色、色相、明度、彩度といった義務教育時代に習ったことを思い出しながら読み進めることができた。解説が丁寧である。自分がいかに何も覚えていないか、基本的な知識がないかがわかる。
ただ、
とくに強烈な原色を目に焼き付ける時、頭がバランスを求め...続きを読む
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