ヨルガオ殺人事件 下
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ヨルガオ殺人事件 下

“すぐ目の前にあって――わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残し、姿を消した。『愚行の代償』の舞台は1953年の英国の村、事件はホテルを経営するかつての人気女優の殺人。誰もが怪しい謎に挑むピュントが明かす、驚きの真実とは……。ピースが次々と組み合わさって、意外な真相が浮かびあがる――そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる、ミステリ界のトップランナーによる傑作!/解説=酒井貞道

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〈カササギ殺人事件〉シリーズ のシリーズ作品

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  • カササギ殺人事件 上
    1,018円 (税込)
    1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
  • カササギ殺人事件 下
    1,018円 (税込)
    名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読み進めた編集者のわたしは激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? いったい何が起きているの? 勤務先の《クローヴァーリーフ・ブックス》の上司に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった――。ミステリ界のトップ・ランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント。夢中になって読むこと間違いなし、これがミステリの面白さの原点!/解説=川出正樹
  • ヨルガオ殺人事件 上
    1,100円 (税込)
    『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件。『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ登場!
  • ヨルガオ殺人事件 下
    1,100円 (税込)
    “すぐ目の前にあって――わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残し、姿を消した。『愚行の代償』の舞台は1953年の英国の村、事件はホテルを経営するかつての人気女優の殺人。誰もが怪しい謎に挑むピュントが明かす、驚きの真実とは……。ピースが次々と組み合わさって、意外な真相が浮かびあがる――そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる、ミステリ界のトップランナーによる傑作!/解説=酒井貞道

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    Posted by ブクログ

    アンソニー・ホロヴィッツ作品を読むのは4作目。
    作中作「愚行の代償」単独でも十分に高品質なミステリーなのに、それが現在(設定は2016年)の事件と共鳴しあって、8年前に結審した筈の殺人事件と今の行方不明事件が同時に解決する、という、またまたアクロバティックな展開に今回も脱帽です。
    独特な性癖のひとが

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    素晴らしかった!
    何度見でもできる。本の中の本を読むなんておかしな話だけど。。。
    何年も前になる殺人事件の容疑者が、実は逮捕された人間と違うのがミステリー『愚行の代償』を読んで分かった。そして読んで知らせてくれた娘が失踪した。

    どこに犯人だと分かるヒントがあるというのか。
    なめるように読んでしまっ

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    2024.3.17
    カササギ殺人事件の続編。作中作の構造を持ったアティカス・ピュントシリーズをもう一作読めること自体が奇跡的だと思います。本編の『ヨルガオ殺人事件』も作中作の『愚行の代償』も素晴らしい本格ミステリだと思いました。更に続編も予定されているとのこと。楽しみにしています。

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    ホロヴィッツの「スーザンシリーズ」(で良いのか?ピュントシリーズだと作中作のシリーズだし、アランシリーズとは呼びたくないような…)第2作。

    前作「カササギ殺人事件」もすごかったが、続編なんてどう描くねん?と思っていた本作はもっとすごいことになっている。と言っても、アクションがオーバーになるとか、事

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    下巻も面白かった。上下巻で長いけど一気に読めた。
    伏線はいろいろあったのだけど、特にセシリーの言い残した言葉の意味が分かって「あああああ!」ってなった。作中作「愚行の代償」も良かった。やっぱり王道の名探偵ものはいいなあ。昔の英国の雰囲気も好き。
    どちらかというと現代パートより作中作のアティカス・ピュ

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    下巻は、怒涛の事件解明でテンポも良くかなり楽しくなって面白い。まぁ結果オーライ感はあるけどすべての謎の回収は流石!続編あるのかな?

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    架空の作家アラン・コンウェイが残した『愚行の代償』と本作のメインストーリーである『ヨルガオ殺人事件』が緻密に重なり合い、実は読者に謎解きのヒントが多数示されているフェアな一作。
    『愚行の代償』の最初の文や、作品全体にメインストーリーの謎解きのヒントが無数に散りばめられており、真相に辿り着いた瞬間に「

    0
    2022年12月14日

    Posted by ブクログ

    いやはや、すごいよねー。
    そうくるか。
    そう絡めてくるのか。
    え?ちょろい読者選手権の結果?
    それは秘密。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    この小説の肝ともいうべきアランの作品「愚行の代償」もきっちり載せているのですから、“ひと粒食べて二度美味しい”というどこかのお菓子メーカーのキッチフレーズを思い出します。改めてホロヴィッツの書くミステリーの凄みを感じました。
    主人公のスーザンの思うようにこのアランの作品を読んでも、この中身でどうして

    0
    2024年04月11日

    Posted by ブクログ

    カササギ殺人事件より面白かった!
    「愚行の代償」がスーザン側の事件と繋がって、犯人が解き明かされていく様がお見事でした。
    でもやっぱり私はスーザン側より、作中に出てくるアティカス・ピュントシリーズの方が好きだ。

    あと途中で違う話(ピュントシリーズ)を1冊分挟むので、上巻の前半の話は結構忘れてしまっ

    0
    2023年12月26日

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