外国人記者が見た平成日本

外国人記者が見た平成日本

1,870円 (税込)

9pt

3.2

『週刊新潮』の名物コラム「東京情報」の直近5年間250回分に渡る連載から、
評論家呉智英氏が珠玉の連載回を選び抜き、まえがきを執筆。

(著者プロフィール)
在日オランダ人特派員。
詳細は不明だが、氏の「東京情報」は、『週刊新潮』創刊の四年十カ月後、
昭和三十五年十二月十二日号に第一回が始まり、
以来、2000回を越えてなお連載中である。思えば足かけ58年。
「ドイツ人記者の頭はひときわ光り、イギリス人記者はすっかり白髪になって」、
わがデンマン氏もまた年老いたが、彼は相変らず不死身で、疲れを知らない。
しかも、最近、若返りのホルモンを打ったという説もあるので、
彼はさらに若々しくなるのではなかろうか。
ヤン・デンマン氏は、もちろん在日外人記者である。
ただし、彼は『週刊新潮』との特約で、
どうしても本名を名乗らず、また公けに姿を現そうとしない。
自著の刊行についても編集部任せという無精者。
ちなみに、週刊新潮によれば「ヤン・デンマン氏はもちろん外国人である。
日本語は全然できない……しかも種をあかせば、
彼の脳ミソは複数の人のそれででき上っていて、この連載の間に何度か入れ変った」とある。
どうやら彼は「複合人物」であるらしい。

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外国人記者が見た平成日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本に駐在している外国人記者が、日本の政治、経済、歴史、風俗、慣習など様々な視点で日本文化を語る。雑誌記事をまとめたもの。
    著者は、長年日本にいるベテラン記者ということになっているが、おそらく共同執筆のペンネーム。 記者仲間は、日本への愛着とともに現在の日本が抱える問題点を指摘する。飲み会の雑談形式

    0
    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    週刊新潮の、そういえば最近見なくなったと思ったら終わってたのね。
    外国人とか抜きに、いろんな観点必要だなー
    と思った。

    0
    2019年11月15日

    Posted by ブクログ

    【感想】
    多くのエッセイがまとめられたエッセイ集であるため、要約は割愛します。

    400ページ以上ありますが、内容はユーモアに富み、スイスイと読み進められる。

    著者のヤン・デンマンは実在するのか、しないのか。
    著述内容から推測すると70代〜90代??のオランダ人特派員記者だと思われますが、その行動

    0
    2019年05月04日

    Posted by ブクログ

    辛口日本批評として定評があった、週刊新潮連載の「東京情報」から2018.4の終了前5年分からセレクト。リアルタイムなニュース・出来事・関係者言動に対して、イギリス・フランス・アメリカ・ベルキー・スウェーデン人他の記者たちの自国感覚をベースとしたコメント。

    日本人と日本的感覚だけが全てじゃないってこ

    0
    2019年04月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    欧米では成人すれば完全に独立することになる。個人主義が徹底されているので、たとえ親子でも金銭のやり取りは非常にシビアになる
    高校野球は宗教なんだ。スポーツの目的は勝つことだが、高校野球では敬遠などの駆け引きは毛嫌いされる。勝負とはは関係ない汗や涙、死力を振り絞ることが賞賛される
    小説家の山田風太郎は

    0
    2019年11月22日

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