ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
NHK連続テレビ小説「まんぷく」モデル 波瀾万丈の自伝! 無一文から再起し、 世界初の即席めん「チキンラーメン」、 世界初のカップめん「カップヌードル」を生み出した、 日清食品創業者・安藤百福氏のがむしゃら人生。 40代になって陥った無一文の状況から、 即席めんを発明して日清食品を創業、 世界にインスタントラーメンを広めた男の一代記です。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
不屈の精神力と探究心、とても真似できない。 安東百福氏の発明に至る経緯などは朝ドラ「まんぷく」やカップヌードルミュージアムでもよく知られる。 この本の白眉は、百福氏の晩年の中国〜ウルムチに至る麺ロード紀行ではないか。麺とは一体何なのか、その起源を90歳になっても仮説検証し続けたその生き様に、発明者と...続きを読むしての翳りなど微塵もなかったのだろう。
この本を読むことで明日から頑張ろうという気持ちが生まれる。私も人なので目上の人などから"最近の若者は..."と言われるのはイラッとするが安藤さんから同じセリフを言われたら仰る通りです!と跪くかと思う。それぐらい安藤さんは分厚い人生を送ってきたと感じた。安藤さんは努力の天才でもある...続きを読むが人に愛される事の天才でもある。普通に歴代総理大臣と繋がりがあることに驚いた。最近のビジネスのように成功しても短命で終わるものと違い利益以上に世のためを思って履歴書に書くような建て前を本気で実行する安藤さんを尊敬する。
購入したのは去年やったかな? 読んだのは今年。 なんと今年は著者の生誕100年にあたる年。 なんたるタイミング。 それも知らずに読んだ偶然。 日清食品の創始者である安藤百福さんの人生って思った以上に波瀾万丈だったんですね。 大阪人として誇りにすべき経営者の一人だと思っています。 実際...続きを読む、彼は日清食品としては40代で立ち上げた。 ほんまに偉大な経営者は、何歳であってもバイタリティが溢れています。 私達も、負けてはいられませんな。 自分で年齢制限を決めたりする、世の中の1番脂の乗った40~50代から、若いのに諦めの早い学生全ての人達に読んで欲しい一冊ですね。 人の人生は小説より奇なりって感じですな。 ラーメン探求の中国への旅も素敵でしたね。 私も中国回りたい!って気分にさせていただきました
読後感はさわやかそのもの。そして元気が出てくる本です。 正直に言うと、これまでインスタントラーメンを食べるときは大変後ろめたい気持ちで食べていました。まさしくジャンクフードだと思って食べていました。しかし、この本を読んで、食に真正面から取り組んできた開発者の姿勢を知りました。世界インスタントラーメン...続きを読む協会の存在を知ったのも初めて。また、同協会が、世界各地の被災地に膨大な数のインスタントラーメンを供給して援助しているということも知りました。 起業家とは何か、企業の責任とは何かということを、改めて知る本でもあります。
安藤百福は日清食品の経営者だった方だ。安藤さんはチキンラーメンの、ということは、インスタントラーメンの発明者であり、また、それをカップヌードルに展開した方である。 安藤さんは1910年生まれであり、戦前からの経営者だ。安藤さんが異質なのは、チキンラーメンの発明がずいぶんと歳をとってからのことだったと...続きを読むいうことである。チキンラーメンの発売は、1958年のことであり、安藤さんは48歳になっていた。チキンラーメンの開発のために自宅に小さな小屋を建て、その小屋の中にキッチンをつくり実験を重ねていたものが、ようやく実を結んだものである。麺を油で熱することが発明の本質であり、この発明がなければチキンラーメンばかりではなく、インスタントラーメンそのものがなかったというような、考えてみると影響の大きな発明であった。 カップヌードルの発売は1971年。それが爆発的に売れるようになるのは、1972年の浅間山荘事件で機動隊員がカップヌードルを食べていたからというのも面白い。当時私は九州の田舎に住んでいたが、カップヌードルをはじめて食べた時のことは覚えている。カップヌードルは、特別においしいものではない、というか、おいしいから食べるというものではなく、便利だから食べるというものであり、実際に、便利なものだな、と感じたことを覚えている。 カップヌードルの発売年の1971年には、安藤さんは61歳。その後もしばらくは日清食品の経営に携わっておられたが、頃合いをみて後継者に引き継がれた。本書を読んで感じたのは、安藤さんが純粋に仕事が好きだった方だということだ。「食」の事業で大成功をされた方であるが、このような大成功をされなかったとしても、どこかで、創造的な仕事を続けておられた方だろうな、と感じた。
即席めんの開発に成功した時、私は48歳になっていた。遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎると言う事は無い。50歳でも60歳からでも新しい出発はある。 取引とは、取ったり引いたりするもので、取りすぎて相手を殺してしまっては元も子もない。そんな商売の機微を若い時から身に付けていたように思う。
日清食品創業者の安藤百福さんの自叙伝。 インスタントラーメンが日本発祥だったことすら知らなかった(汗)が、日本を誇らしく思った。 カップヌードルミュージアムへはもう少しコロナが落ち着いた頃にぜひ行きたい。 沢山苦労されてきたからこその言葉から、「何か人の役に立てることはないか」を常に意識すること...続きを読むや、年齢関係なく挑戦することの大切さを学んだ。
日清食品の創業者である安藤百福さんが、昭和を代表する起業家のお一人であることはもちろん承知していたが、数奇な人生を送ったとは、朝ドラ「まんぷく」で初めて知った。しかしドラマは所詮フィクション。大袈裟に描いてあるかもしれないので確認したいと思い、ご本人の手による自伝を手にした。前半は、日経新聞に連載さ...続きを読むれた『私の履歴書』から。後半は、安藤さんが晩年に熱意を燃やした麺のルーツ探索の紀行『麺ロードを行く』である。 朝ドラは百福さんの奥様がヒロインであり、百福さんがモデルの準主役「萬平さん」は、発明家として有能ではあるけれど、少し浮世離れした純粋な人で、経営者としてはいささか頼りない夫に描かれている。妻から見たらどんな偉人もそうなのかもしれない。が、客観的には商才があり人脈の形成も見事、商品開発も営業も宣伝も全て自分でできちゃう、スーパー凄腕経営者である。しかも、今で言うなら社会課題解決型事業で公利を生み出す、起業家ならかくありたい立派な人なのだ。 後半の『麺ロードを行く』では、ラーメンのルーツを探るために、上海を皮切りに果てはウルムチまで、中国の麺料理を訪ねる旅。さながら食のロードムービー。読みながら耳下腺が刺激されて、「百福さんと行く麺ロードの旅」という企画があったら、ぜひ参加したいと思った。しかし執筆されたのは20年以上も前のこと。中国も甚だしく変わっていることだろう。チキンラーメンは永遠です。
本人の声を通して聞くと本当の意味でのそこに到達するまでの厳しさがわかるが、どの方にしても想像以上な時点で私には到達できないのかと思ってしまった(笑) ここまでのモチベーションもだけど、人を引き寄せる力がやはりすごい。どうしたら会えるのか?と思える人ばかり。そんな方達とも同等に渡り合える人格者だから...続きを読むだろうけど。 ただ手軽なラーメンとしか思ってなかったが次回食べる時には構造などチェックしながら食べてみようと思う。
安藤百福は、挑戦の人であり、努力の人である。 戦時中に経営していた工場で、無実にもかかわらず、憲兵隊に逮捕され、拷問を受けた。 また、戦後も脱税の容疑でGHQによって2年間、巣鴨プリズンに投獄されている。 戦争や病気、投獄で死生観を見つめた人の中に大経営者になる人が多いが、安藤氏もその一人だ。 そし...続きを読むて、1年間、4時間睡眠で研究に没頭した結果、「チキンラーメン」を生み出す。その努と粘り強さは半端ではない。真の「粘り強さ」とは失敗しても這い上がる力である。 創造的破壊をイノベーションという。しかし、安藤氏の革命は、破壊を伴わない。即席ラーメンという新しいジャンルを確立し、世界の食に革命をもたらした。では、破壊はあったか。ラーメン業界は打撃を被ったかもしれない。 しかし、安藤氏は即席ラーメンは新しい食べ物だという。私もその通りだと思う。 真のイノベーションは革命であり、真の革命は無血革命なのだ。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
魔法のラーメン発明物語 私の履歴書
新刊情報をお知らせします。
安藤百福
フォロー機能について
「日本経済新聞出版」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
麺の歴史 ラーメンはどこから来たか
麺ロードを行く
「安藤百福」のこれもおすすめ一覧へ
▲魔法のラーメン発明物語 私の履歴書 ページトップヘ