ロッキング・オンの時代

ロッキング・オンの時代

1,408円 (税込)

7pt

4.2

1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。

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ロッキング・オンの時代 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     著者は4人の共同メンバーと共に始めた、雑誌の創刊時代から回顧する。出版の素人たちが、自費で印刷した同人の投稿誌を、自ら書店に持ち込むような黎明期。これは、自分にとっても洋楽と出会った頃の物語。
     ヒットチャートの記録を続け、ロックについての理解にも飢えていたあの頃。もちろんネットも動画サイトもない

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    2018年05月31日

    Posted by ブクログ

    熱い時代の熱い話です。
    1972年と言えば私も洋楽を聴き出して2年目、土曜日のFM東京ブリジストンハッピーロードを愛聴して徐々に洋楽の知識を深めていた頃でした。
    中学生はロッキングオンなんて勿論知りません。
    平凡や明星にヒッソリと載っていたアイドル扱いのロックスターの記事を読んで自らを慰めていまし

    0
    2017年03月14日

    Posted by ブクログ

    高校生の時、その発売がとても楽しみだったロッキングオンの創刊秘話、既にRO紙上などで断片的に読んだエピソートもありますが、改めてその歴史を振り返ることで感慨深く読みました。また、渋谷さんが出版ビジネスの限界を見通してイベントビジネスを立ち上げたり、橘川さんがインターネットがまだ無い時代にポンプという

    0
    2017年01月16日

    Posted by ブクログ

    2016年11月29日。 著者は橘川幸夫。

    1972年にロック雑誌「ロッキング・オン」を創刊した4人のうちの1人が、創刊からの10年を中心に書いた本。

    ぼくは1994年から2001年くらいまで「ロッキング・オン」をとても熱心に読んでいたので、その歴史が知りたくて読んでみました。

    大学生が集まっ

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    2020年12月19日

    Posted by ブクログ

    やはりこの時代の話は面白い。そして、羨ましい。
    僕も高校〜大学生の頃に読んでいたロッキングオン(僕はJAPANの方がよく読んでたけど)の創刊時代のお話。
    僕が読み始めた頃には橘川さんは既にいなかったから、知らなかったけど、創刊当時のメンバーがつくったメディアや記事は知らないあいだに目を通してそう。

    0
    2017年08月05日

    Posted by ブクログ

    時代とエネルギーと才能の混ざり合い。1960年代~70年代の混沌とした空気感が伝わる。私小説のような、詩のような、自分語りの流れで音楽批評する構成に好き嫌いが分かれるが、その後の創作の流れに、大きな影響を与えたことは確かだろう。
    中学の頃、背伸びをしたくてロッキング・オンを手にしたが、何が書いている

    0
    2017年06月14日

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