ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅

ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅

856円 (税込)

4pt

人類の悲劇を巡る旅「ダークツーリズム」が世界的に人気だ。どんな地域にも戦争、災害、病気、差別、公害といった影の側面があるが、日本では、それらの舞台を気軽に観光することへの抵抗が強い。しかし、本当の悲劇は、歴史そのものが忘れ去られることなのだ。小樽、オホーツク、西表島、熊本、栃木・群馬などの代表的な日本のダークツーリズムポイントを旅のテクニックとともに紹介。未知なる旅を始めるための一冊。

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ダークツーリズム 悲しみの記憶を巡る旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よく人が集まったり(観光だったり)または実際、今現在も普通にそこに住んでいる場所
    明るい観光地(と言っていいのか)の裏側の負の部分。
    あぁこういうのが正にダークツーリズムなんだなと思った
    自分が実際行ったことのある場所だったり観光地だったり、一見すれば分からないマイナスイメージだったり
    そこにある悲

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    2020年03月23日

    Posted by ブクログ

    「ダークツーリズム」とは何かという解説から筆者の実際に体験した旅の様子まで掲載されているので、ダークツーリズムについて未知の私にもよく分かった一冊でした。本書を通じてもっと興味が出てきたのでダークツーリズムについて調べてみたいです。

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    日本におけるダークツーリズムのポイントを、エッセンスを押さえながら紹介してくれる。

    そもそもダークツーリズム対象が観光地として整備されているケースが稀である(例外は網走刑務所)。
    なぜかというと体制がつくりたい町のイメージとあわないからだ、
    など心理的社会的理由によるものだとの考察がなされ、内省を

    0
    2018年08月26日

    Posted by ブクログ

    学術的な本なのかなと思いきや、それをふまえたうえでの、どちらかと言うとガイドブック寄り。
    新書とはいえ写真はめちゃくちゃ少ないし、それぞれのテーマについても最低限のことしか書かれてなくて、実際に見るなり調べるなり旅するなりして、知ってほしい感じてほしいと読み手に訴えてる感じがした。
    被災地はその土地

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    2021年11月04日

    Posted by ブクログ

    観光学者 井出明氏によるダークツーリズムの解説書。第1章と第10章ではダークツーリズムについて学問の基礎的な説明や展望について展開し、第2章から第9章までは著者が実際に歩いた各地のダークツーリズムの実際をまとめてあります。紀行文みたいなので読みやすいです。まずは実践してみて、どういうものかを体感して

    0
    2019年06月29日

    Posted by ブクログ

    歴史の暗黒面を刻んだ観光地を訪れることを、「ダークツーリズム」と呼ぶのだそうです。普段、観光について取材する機会が多いにも関わらず、恥ずかしながら本書を手に取るまで知りませんでした。
    もっとも、ダークツーリズムという言葉が世に出て来たのはごく最近のこと。何でも、世界的に人気になっている旅の一形態なの

    0
    2018年08月28日

    Posted by ブクログ

    負の記憶を想起させる場所を巡る旅。記憶を想起させるためには手がかりが必要なので,それらの保全や情報の整理がいる。保全や情報の整理はそれをする者の考えが反映されやすいが,その思惑を外れてしまうこともある。正?の記憶だけの場所というのもないのだろう。多くは正と負を併せ持つ。光を求めて旅にいくが,影を見る

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    知っている場所もあれば知らなかった場所もあり、それは勉強になった。
    もっとも、一つ一つの場所に筆者は訪れているにもかかわらず、あまり詳しく書かれていないのがこの本の弱点だと思った。
    一冊でいろいろな場所をまとめている点に興味を持って読んだが、それぞれの場所について知りたいのなら、他の書籍も参考にする

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    2021年10月20日

    Posted by ブクログ

    ダークツーリズムというコンセプトには深く共感。今後、震災の現場を訪問し、そこで起こったことを学びながら悲しみに寄り添うという旅をしたい人は多いと思う。

    一方、この本は、特定のサイトの旅行案内という側面が強い割に、そこで起こった事実の説明が少なく読みにくい。
    サイトを事例として挙げながら、もう少しダ

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    旅人目線、というよりは、観光地目線で読むと面白いなと思いました。
    ダークツーリズムという言葉に興味を持ち、思わず読み始めましたが、学術としてのツーリズムを過去の悲しい事実と組み合わせる考え方は新しいようで昔からあるものなのだなと思いました。

    0
    2018年09月25日

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