知られざる北斎

知られざる北斎

1,232円 (税込)

6pt

3.6

モネ、ゴッホはなぜ北斎に魅せられたのか? いまなぜ、北斎なのか? 天才画商・林忠正と、小布施の豪商・高井鴻山から日本人だけが知らない真実を解く、圧巻のノンフィクション!
葛飾北斎(1760~1849)。西洋ではダ・ヴィンチと並び称される19世紀最大の画家であり、モネ・ゴッホなど芸術家へ与えた影響も大きい。しかし日本では「子どもの鼻ふき紙」だった北斎(浮世絵)が、なぜ西洋でここまで価値が上がったのか。そこには資本主義の光と闇があった。そして北斎が晩年のアトリエとした長野県小布施には何があったのか? 林忠正と高井鴻山、二人の男から「いまなぜ北斎なのか」を解く革新的ノンフィクション! <目次より>今日のジャポン・エクスポ=150年前のジャポニスム/北斎の誕生/モネと北斎/北斎をプロデュースした男・林忠正/小布施の北斎と高井鴻山、豪商文化/北斎からまちづくりへ

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知られざる北斎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今、小布施にいてこの本を読み終えた。

    北斎の絵がさらに好きになれる本だ。
    誰かに対して絵を描く、売れるために絵を描くことも、
    自分の描きたいことを描くことも、大事だったんだなぁと。

    沁みました。

    0
    2019年08月04日

    Posted by ブクログ

    小布施と北斎館、すみだ北斎美術館に行きたくなりました。

    事実をまとめた部分も多いですが、理想の人口規模やまちづくりなど学ぶ部分もあり。

    0
    2019年03月12日

    Posted by ブクログ

    北斎の生涯や画業に関する本は数あれど、この本は北斎が如何にパリで評価されるようになり国内でも認められるようになったのかがテーマ。
    明治開国間もない頃にパリで画商をした林忠三。彼によって印象派の画家達に浮世絵が広がった。浮世絵を海外に流出させた売国奴的な評価されていた忠三が、本作では真逆の評価に。

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    日本の芸術家を日本からではなく海外からの評価として捉えるアプローチは非常に興味深い。
    明治政府によって抹殺されようとした江戸時代の芸術が偶然か必然か救われたのはそれだけの力や価値が本当にあったからなのだろう。
    もしかしたら、同時期に本当に消されてしまった価値あるものもあるのかも知れない。

    0
    2019年05月06日

    Posted by ブクログ

    北斎のことが書かれているというより,北斎の評価の推移と小布施の町おこし発展と墨田区の北斎美術館の取り組みといったサイドストーリー的なあれこれが書かれていて,思っていた内容とは違った.小布施の行政のあり方としては興味深くもあった.ただ北斎と銘打ったならば絵の一つも挿入するべきだはなかったのかと残念な体

    0
    2018年09月25日

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