知の体力(新潮新書)

知の体力(新潮新書)

836円 (税込)

4pt

「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」――。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬法。

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知の体力(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    秀作。
    現在日本で知の体力を語るのに相応しい人だと思った。
    院生をいきなり欧米の先端研究大学に送り込む。自分でも出来る自信を付けさせる。これは分かる。大して人の能力に差が無い事に気がつく。
    湯川教授の講義は覚えて無いけど、自信になるのも分かる。
    ただ、世の流れには逆らえない。昔の人の方が手紙が書ける

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    大学という場で学ぶべきことや経験するべきことを含めた幅広い人生訓が書かれている感じ。

    特に印象に残ったこと以下。
    ・落ちこぼれ体験こそが大切
    ・学生が大学に入ってもっとも経験して欲しいことは、自らの可能性に気づくこと
    ・評価というものは、それが良ければ自信をもってさらに励み、悪ければ、それを分析し

    0
    2023年09月25日

    Posted by ブクログ

    学ぶとはどういうことか、自分と向き合い自分の可能性に気づくとはどういうことか、そして教えるとはどういうことか、考えさせられました。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    大学の課題としてあまり前向きな気持ちで読みはじめたわけではない一冊だったが、自分がこれまでに得てきた見識を綺麗に言語化されたような、非常に明快で学ぶ意義の本質を絞り出した本だった。
    各章どれもが腑に落ちる内容であり、大学入学前にぴったりな一冊だった。

    しかしあえてこの本の趣旨に沿って自分なりに疑問

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    1ページとして読み飛ばせない。色々深くて考えさせられて味わい深い1冊。

    京都大学は諸君に何も教えません。諸君が自分で求めようとしなければ、大学では何も得られない。

    高校までは先生が知っているはずの答えと自分のものが一致すれば正解という世界。
    だが、正答は1つしかないと思うのは危険。答えのない質問

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    一見面倒そうな、私の苦手なタイプの難しい本なのか?と思いきや、中身素晴らしいです。
    分かりやすく書かれている、バイブル的な本。
    メルカリで売らずにずっと手元に置いときたいです。

    0
    2021年01月18日

    Posted by ブクログ

    世の中には答えしかないと思っており、誰も出してない答えを自分が出せるかもしれない、なんて発想はなかった。小さな疑惑でも、自分で答えを出せるよう、考えたい。

    0
    2020年12月07日

    Posted by ブクログ

    まだ考えがまとまっていないことでも、自分の存在を受け入れてくれている人の相槌で
    一人では思い至らなかった思考に発展する可能性がある。
    そうして人は一歩先の自分に出会える。

    これってけっこう教育の根幹に近い考えじゃないかな?
    よく「子どもの可能性を広げる教育を」って言うけど、相手の話に興味を持って相

    0
    2020年11月22日

    Posted by ブクログ

    著者の知への敬意、他者への誠意、読者への愛情を感じる本だった。

    研究者、教育者、歌人など様々な立場で考えて生きて来らた背景からなのか、多様性を尊重する姿勢、どんな立場からの意見なのかは明確にしつつも、いきなり否定したり見下したりする物言いではなく、あくまで前向きに生きていくための暖かい、励ましのメ

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    2020年07月07日

    Posted by ブクログ

    細胞生物学者にして歌人の京大名誉教授が、若者へのメッセージ、「生きるヒント」をまとめたもの。易しい文章のなかには、教訓のような堅いものではなく、柔らかな若者へのエールが込められています。著者は70代、若者との思考・志向のズレに戸惑っている印象もありますが、自らの主張を押し付けるのではなく、こういう考

    0
    2020年06月08日

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