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過酷な虐めの毎日から逃げ出すため“死”を選んだ少年。 その前に悪魔が姿を現し、告げる。 「この身体、僕によこせ」 だがそれは、凄惨な“悪魔の饗宴”への誘いだった――。 すべてに絶望した少年が叶える願いとは!? “真”ダークファンタジー、開演!!
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Posted by ブクログ
シンプルにグロい 清水先生をディスる気はないのだが、先生の画力が高かったら、間違いなく、読んでいる最中で吐いていたな、トイレで しかし、清水先生は画力こそ低くないが、ストーリーで読み手をぶん殴るパワーが桁違いに高い ある意味、バランスが悪いけれども、その危うさが、読み手の心を揺さぶってくるのは、事実...続きを読むであり現実だ お決まりの不条理なイジメに、自殺する所まで追い込まれていた、一人の妬みを蓄積させていた、どこにでもいる少年が、悪魔の力を手に入れてしまい、半ば強引に殺し合いの螺旋に乗せられる話 定番と言えば定番だけど、嫌いじゃない 主人公が、残酷な力を嫌悪し、拒絶し、逃げようとしていたのに、自分の心をほんの少しだけ救ってくれた少女を救う為だけに、その一線を越える強さを発揮する、そんな読み手が期待していた展開も外されておらず、ますます、清水先生への好感度が上がる 自分の欲望、弱者が強者に虐げられない世界を作りたい、と向き合った少年は、それを成就するべく、己の手だけでなく、全身も血に沈める覚悟を決めてしまう 少年が友達と共に歩く道は、足の踏み場もないくらいに、血塗れの死体だらけ それでも、自分で皮を破り捨てた彼は、死んでも、自分の望みは捨てないだろう 果たして、彼らがどこまで壊れていくか、楽しみだな この台詞を引用に選んだのは、清水幸詩郎って漫画家が見えた気がしたので 力とは、自覚する事で使えるようになる。何も持っていないってコトは、これから、全てを持てる事が出来る可能性を秘めているのだろう しかし、それだけ、暴走の危険性も孕んでいる。力に善悪はない。使う人間が、自分の立ち位置を把握し、力に飲み込まれないよう、常に集中していなければならない
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