ぼくは落ち着きがない

ぼくは落ち着きがない

517円 (税込)

2pt

両開きのドアを押して入るとカウンターがある。そこは西部劇の酒場……ではなく図書室だった。桜ケ丘高校の図書部員・望美は今日も朝一番に部室へ行く。そこには不機嫌な頼子、柔道部と掛け持ちの幸治など様々な面々が揃っている。決して事件は起こらない。でも、高校生だからこその悩み、友情、そして恋――すべてが詰まった伝説の不可思議“部室”小説が電子書籍化!

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ぼくは落ち着きがない のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    中学生の時に読んでめちゃくちゃ好きだった本。
    入手してもう一度読み直す。

    こういう人、いる。そして部内で流行もあり、頻繁に変わる。わかる。

    望美の精神というかテンションというか、当時の私も今の私もなんだか彼女と波長があっている。だから余計に好き。

    登場人物全員魅力的だけどナス先輩、部長、頼子は

    0
    2022年01月16日

    Posted by ブクログ

    どこかで誰かがこの本を読んで「なるほど、本は役に立つなあ」と思っている瞬間が存在するなら、それだけで嬉しいな

    0
    2017年10月06日

    Posted by ブクログ

    本を読むということの(いろいろひっくるめてすごく簡単に要約すると)面白さが、ものすごくたくさん詰まっていて、書かれていて、読みながらずっと読んでいることにうれしくなる小説だった。

    0
    2017年09月08日

    Posted by ブクログ

    本作の舞台である図書部部室。
    図書室を削って作られた細長いその部屋では
    繰り広げられる大騒動も事件も何もない。
    何もない風に書かれているけれど、図書部員たちは未来に向かって進んでいる。
    描かれていないところで影響を受ける些細な何かがそれぞれにあったことが伺える。
    その何かがわからないから何も起こって

    0
    2014年01月27日

    Posted by ブクログ

    さらっと読むと、なんか懐かしい的な感想しか出てこない。そこがこの作家のすごさだと思う。こまやかな仕掛けがたくさんあって、その気になって読み込むと、ものすごく深い。系統としては『ねたあとに』と同系だと思う。

    0
    2012年02月12日

    Posted by ブクログ

    子供には子供の、中学生には中学生の、高校生には高校生の、同世代の中で暮らしてる中での独立した世界がある。今の世代を描いてるようで実はそうでもなくて。扱われる素材が違うだけなんだろう。懐かしいでもなく、ただ淡々と頷けた。
    文庫版解説が堺雅人さんです…いい解説です。

    0
    2011年05月31日

    Posted by ブクログ

    高校の「図書部」を舞台にした物語。何か事件が起こるわけでもなく、個性豊かな部員たちの日常が淡々と描かれる。こんなふうに書くと、よくある(本当によくある)ラノベ的学園世界を想起してしまうけど、この小説が書こうとしている世界は、たぶんそれとは違う。
    図書部の面々は、ゆるゆるとした毎日を過ごしている。部室

    0
    2015年07月20日

    Posted by ブクログ

    ドラマチックなことはさほど起こらないが、ささやかな日常のなかでのきしみやおかしみなんかがいい感じだ。

    0
    2011年09月03日

    Posted by ブクログ

    この主人公は他人と深く付き合うのが苦手なのかもしれない
    なおかつそのことに、自覚が薄いタイプなのかもしれない
    だからこんなタイトルをつけられてしまったのか?

    0
    2011年08月26日

    Posted by ブクログ

    どこにでもある、誰にでもあった高校生活をそのまま切り取った日常作品

    特に、何があるでもなく、登場人物も常識レベルで変わった人達ばかり。
    しかし、見事に切り取られた高校生活には本好きなら必ず共感できる世界。
    一人の女子高生が主人公で、その子の考え方が垂れ流し状態のストーリー。さっき下を向いてたのに、

    0
    2011年08月03日

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