食べることの哲学

食べることの哲学

1,870円 (税込)

9pt

3.8

ブタもクジラも食べるのに、イヌやネコはなぜ食べないのか? 宮澤賢治「よだかの星」、食育の実験授業「豚のPちゃん」、反捕鯨映画『ザ・コーヴ』……食をめぐる身近な素材を、フランス現代哲学と日本哲学のマリアージュで独創的に調理し、濃厚な味わいに仕上げたエッセイ。食の隠れた本質に迫る逸品。

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食べることの哲学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    われわれは何かを殺して食べているというフレーズに惹かれて読んだ

    カニバリズムからアンパンマンにつながって、臓器移植の話に続くところが面白かった

    ザ・コーヴは観たことがなくニュースで見たことがあるくらいだったけど、オリバーの悲しみのくだりは興味深かった(食べることとは直接関係のないような気もするが

    0
    2021年09月30日

    Posted by ブクログ

    タイトル通りに食べることに関する哲学が繰り広げられる。全体的に論点は提示するし著者の主張も記載はあるものの議論はそれほど深まっていないか。わりと話が前後し、議論の軸が定まらない印象を受ける。豚のPちゃんの章は読み応えがあるかな。

    0
    2022年08月23日

    Posted by ブクログ

    食べることは本質的に自己の中に他者を取り入れる汚染である、という観点は今まで自分の中になかったので面白く感じた。Pちゃんの話、イルカ漁の話などニュースでは見つつもあまり詳しく知らなかったことについての詳細な解説もあり全体としてわかりやすかった。ただ、拒食と絶食に関してはピンと来ない部分があった。

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生きるために、生きるものを食べること。
    生きつづけることは、この矛盾をのみこむことである。
    ただ、そののみこみ方はさまざまだ。

    自分が動物の肉を食べないようになってから、
    『食べること』について考える事が多かったので、
    多方面からの『食』についての考察が本当に面白かった。ただ、哲学というだけあって

    0
    2022年03月30日

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