昏い水

昏い水

知的で辛辣、自由を重んじ、七十代のいまも仕事のため遠方まで車を走らせるフランチェスカ、病床にあるどこか憎めない元夫、高級老人ホームで悠々自適の女友だち、恋人を突然亡くした息子が身を寄せるカナリア諸島のゲイの老カップル……。いかにも英国的なユーモアをちりばめながら、人生の終盤を生きる人々を描く長篇小説。

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昏い水 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    老人施設の調査研究を仕事にするフランチェスカ、とその息子で今はカナリア諸島に滞在中のクリストファーという二人の人物を軸にして、二人をめぐる家族、友人、知人が多彩に出入り、交錯する。短い章ごとに視点人物が入れ替わり、それぞれの視点で語られる挿話は、人物の内省やさりげない日常の断片であったり過去の回想で

    0
    2018年04月24日

    Posted by ブクログ

    ちょっと波長が合わないというか、期待はずれだった。70歳のエネルギッシュな女性と、その周りの人々、それぞれの視点から書かれている。碾臼は共感できる部分は合ったけど。


    やっぱり生々しく、あからさますぎるんだな。自分語りのエゴの出方が自分は苦手だった。皮肉な感じも、スパイスとして素材の良さを引き立て

    0
    2018年09月15日

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