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ビジネス界の知の巨人によるベストセラー第2弾!見えない時代を生き抜く知恵を!ビジネスの現場では、世界と日本を理解するための骨太の教養が求められる。 日本の「これから」の道筋は、世界の「これまで」の歴史にヒントがある。今回は、「戦争」や「宗教」といった大きなテーマを軸に、イスラム世界、アフリカ、インド、ラテン・アメリカ等を取り上げる。著者独自の「世界史10の視点」から、現代の問題が見えてくる。
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Posted by ブクログ
歴史の本を多く読むようになったのも、古典を読むようになったのも、最初に出口さんにアリストテレスのニコマコス倫理学をすすめてもらったことによってだった。 4年前の当時は半年かけて半分しか読めず断念したが、 それからも絶えず岩波文庫にはチャレンジをし続け、今は日に2冊を読むようになった。 歴史の本も...続きを読む最初は読み込みにくかったが、繰り返し様々な本を読むことで、理解が進むようになった。 そうして今思うことは、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあり、知れば知るほどもっと知りたいと益々ワクワクするということだ。 未知の知。 無知から未知へ。 知らないことはなくなることはないが、 何も学ばなければ未来永劫無知のままだ。 学ぶことで無知は未知となり、 世界は益々深く拡がり面白くなる。 それが読書だ。
イスラム世界やインドの歴史をザーッと紹介してくれていてとても面白かった。唐宋の歴史で宋名臣言行録が紹介されていて大好きな本なのでさらにこの本が好きになった。巻末の参考文献を目安にもう何冊か読んでいきたい。その国を知るには歴史を知らないと。
前作は、ジェットコースターのように歴史の海を駆け巡ったが、本作は、のんびり船の旅といった感じ。 普段、あまり意識を向けない地域、国にスポットが当てられていて、前作とは違った面白さを味わえた。 ますます歴史が好きになりました。出口さん、いつもありがとうございます。
800年、ローマ教皇は教皇領を武力で守ってもらうことを期待して、ドイツ王にローマ皇帝の名称を与えた。ドイツ王が決まらなかった大空位時代(1250~73年)の後、スイスの小領主だったハプスブルク家がドイツ王に選ばれた。ハプスブルク家6代目のマクシミリアン一世は、フランドルを支配していたブルゴーニュ公国...続きを読むの君主の娘と結婚し、後にフランドルを支配することになった。その子フィリップスは、レコンキスタを終了したスペインの王女と結婚し、カール五世が生まれた。そして、カール五世はフランドル、スペイン、オーストリアを領有する君主となった。 プラトンによってアテネに創設されたアカデメイアは、529年にユスティニアヌス1世によって閉鎖された。職を失ったインテリたちは、大量の文献とともにサーサーン朝のジュンディー・シャープールに迎えられた。8世紀に製紙法を入手したアッバース朝は、バグダードに知恵の館を建設して学者を集め、ギリシャ・ローマ古典をアラビア語に翻訳した。 8世紀から9世紀の80年間にバグダードやサッマーラーの建設のために大量の建築資材が買い付けられたため、交易相手のカロリング朝が豊かになり、ケニアやタンザニアの大木も切り倒されて運ばれた。 ムハンマドの甥であるアリーの次男フサインの妻はペルシャの王女で、この血筋がシーア派の指導者となった。 バラモン教の教えは難しいので理解されなかった。教えをわかりやすくシンプルにしたヒンドゥー教は農村地帯にも広がった。それに合わせて仏教も、浄土三部経や法華経などの大乗経典を創作してわかりやすくした。 ローマ帝国は293年に四分割したが、西の正帝コンスタンティヌス1世は軍団と官僚を率いて東に移った。ユリアヌスも、ガリア地方の軍団と官僚を連れてコンスタンティノープルに移った。2人の皇帝が西側の人材を東に連れて行ってしまったため、ゲルマン民族の侵入を防ぐことができなかった。 サトウキビを原料とする砂糖の生産は、BC2000年頃のインドで始まった。7世紀のサーサーン朝時代にイランに入り、アッバース朝時代にバグダードやダマスカスで食された。ヨーロッパの人々は十字軍によって砂糖を知り、栽培・加工していたマムルーク朝が供給するようになった。 北魏から唐、五代にかけて、三武一宗の法難があったことから、仏教は国家に頼らずに信者を増やそうとした。シンプルな教えの浄土教は庶民層に広まり、理屈の多い禅の教えは地主や知識人の士大夫層に広がった。木版印刷が布教に大きな役割を果たした。 アメリカ先住民がスペイン人によって酷使されたり病原菌によって死んでいったため、焼畑が行われなくなって森林が再生し、地球は寒冷化に向かった。 アメリカは、それが新大陸であることを確証して発表したアメリゴ・ヴスプッチの名に由来する。アフリカは、カルタゴの南に居住していた人々がアフリと呼ばれていたことに起因する。ヨーロッパはフェニキアの王女エウローペ、アジアはアッシリア語の日の出「アス」に由来する。 ドイツは、ローマ時代にラテン語を話さなかった人々を「民衆本来の(言葉を話す)」という意味のtheudiskに由来する。1740年、神聖ローマ皇帝カール6世が死去して長女のマリア・テレジアが家督を継承すると、プロイセンのフリードリヒ2世はハプスブルク家の領土だったポーランド南西部のシュレージエンを占領した。マリア・テレジアはシュレージエンを取り戻すためにフランスのブルボン家と同盟を結び、マリー・アントワネットをルイ16世に嫁がせた。
アフリカやラテンアメリカの歴史は、知らないことばかりなので、良い勉強になると思う。 この本を読むに、国の安定は、中間層の育成と人口になるのかなと。 これからの日本は、対策しないと、本当にダメになりそうだと感じる。
著者は歴史家として素人と仰ってますが、これだけの内容を歴史順に並べて、自身の歴史的なストーリーも交えて書くことは、高い知性というかもうプロフェッショナルとしか言いようがないです。 前作に続き読み応えありますが、何故か引き込まれるように全部読みたくなる作品です
相変わらず分かりやすい。世界史素人の自分にも、なるほどなぁ、と興味深く読めた。このような自分にも分かるように書けるのは、バックに計り知れない質と量の知性があるからだと思う。 特に最終章は、突飛なことではなく、事実を淡々と積み上がればこうなる、と落ち着いた知性を感じた。 自分も、少しでも「骨太の知性」...続きを読むを身につけたい。 (2023.1.20 再読) やっぱり歴史って面白い! あらためてそうだったんた〜、と。 でも、直ぐ忘れてしまうので、再読しなきゃと思いました。知らない事が多すぎて、これからも楽しみです。
そのときの別の地域との関わりなどを勘案しながら、世界史を縦横に読んで行くことができます。本書は前著では触れられなかった地域の歴史を語ることにより、様々な視点からの歴史の見方があるということを学ぶことができます。なかなか語りにくい、アメリカやアフリカの歴史も、分かっている部分をつなげてできるだけ理解し...続きを読むようということは、グローバルな時代には必要なことだと思います。この視点を持つことのきっかけとなったと思います。広大な世界史はやはり1冊では語れませんし、1つの地域に偏っては理解が不足します。このような全体からの書をいくつも読んで行くことが必要だと、その広大さを感じています。
現代の論点を世界史の観点からわかりやすく描いた本。ISの勃興やアフリカの開発が遅れている背景などが腑に落ちる内容だった。出版から早く読めたので足元の動向まで記載があり大変参考になった。
近代以降に歴史の中心となった欧米ではなく、中東などの高校世界史で触れられることの少ない地域にスポットを当てています。 まだ自分は世界史に詳しくなくて、周辺地域に関して勉強するモチベーションもあまりないので途中で読むのを止めてしまいましたが、今後詳しくなった時に改めて読み直そうと思います。
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