新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇

618円 (税込)

3pt

あの名作が京都の街によみがえる!?「真の友情」を示すため、古都を全力で「逃走」する21世紀の大学生メロス(「走れメロス」)。恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)…馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は? 誰もが一度は読んでいる名篇を、新世代を代表する大人気著者が、敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、日本一愉快な短編集。

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新釈 走れメロス 他四篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    QM

    購入済み

    最高

    森見登美彦さんの本は言葉のチョイスが最高なんよな。原作を読んでみたくなるし、難しい言葉もいっぱいあるのにカジュアルな感じに仕上がっていてスルスル楽しく読めた。

    #笑える

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    森見さんの本を初めて読んだ。
    既に原典があることで、その面影のためか、五篇とも雰囲気が違って表現の幅が広いことに驚いた。
    こんなにも自在に書くにはどうすればいいだろう。またひとつ勉強になったように思う。

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    舞台は京都、人物は学生。

    一種のパロディーではあるが、実に巧妙に細工している。

    短編五作品で、主だったところで言えば、斎藤秀太郎が、幾つかの作品に顔を出す。作者、森見も登場する。

    『山月記』と『藪の中』と『走れメロス』以外は元ネタを読んだことがないので、比較しようもないが、比較できる上記の三作

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    すごすぎた。森見登美彦の作品は2作目だけど明らかに刺さったかも。特に山月記、藪の中がすごい良かった。名作のオマージュ、短編同士が少し繋がってる、など最悪な作品に多い特徴があるにも関わらず、それを全てひっくり返すほど面白い。
    いい作品はさらに本を読みたくなる。この本を読んだ時に、やっぱりそれぞれの古典

    0
    2023年10月20日

    Posted by ブクログ

    いやぁ、面白い。興味深く読めました。私は『藪の中』が1番好きかな。原典も読んでみたくなりました。森見さんの作品を読んでいつも思うのは、小説に出てくるところを見て回りたい。茶色い電車(と本文に記載)に乗り回して生活してる割には行ったことがないなあ…って。

    0
    2023年10月07日

    Posted by ブクログ

    森見さんのエッセイを読むと小説のわくわく感が増してゆく。五作すべて雰囲気が異なるけれど、繋がっていく。山月記はおもわず切ない気持ちになり、メロスは阿呆たちに笑い、桜の森のは泣けてきさえする…… とくに、桜の森のは原作がどんな感じだったか忘れちゃっているので、読み返したいなと思う。

    0
    2023年02月24日

    Posted by ブクログ

    森見さんの本は、ぜんぶ面白いです。
    文章の表現方法や物語の切り取り方など、とても上手くて、本にグイグイ入っていけました。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    読み手が、自分ならばどうこの名作を書き直すか、どんな人物に置き換えられるか、どんな所が現代にも通じるか、、そんな読み方に耐え得る小説こそが「名作」である。まさにその通りと感じるほど、元の名作たちにものすごく想像力・創造力を掻き立てられたんだろうなぁというのが、本作。
    名作全編を通じて、森見登美彦ワー

    0
    2022年06月20日

    Posted by ブクログ

    山月記、走れメルスはギャク色強めでゲラゲラ笑える。斎藤秀太郎は阿呆の権化で愛すべき天狗。森見の登場人物の中で一番好きかもしれない。芽野と芹野もとことん阿呆で好き。

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

     次に再読するときは基の作品の既読作を1つでも増やしておこう、と決めていたのに、また増えないまま再読してしまった。昔は『走れメロス』が1番好きだったのに、今は『藪の中』や『桜の森の満開の下』の雰囲気が好き。『藪の中』は貫井さんの『愚行録』と同じ手法で、人によって言ってることが微妙に変わるところが面白

    0
    2022年01月16日

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