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あの名作が京都の街によみがえる!?「真の友情」を示すため、古都を全力で「逃走」する21世紀の大学生メロス(「走れメロス」)。恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)…馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は? 誰もが一度は読んでいる名篇を、新世代を代表する大人気著者が、敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、日本一愉快な短編集。
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最高
森見登美彦さんの本は言葉のチョイスが最高なんよな。原作を読んでみたくなるし、難しい言葉もいっぱいあるのにカジュアルな感じに仕上がっていてスルスル楽しく読めた。
#笑える
Posted by ブクログ
森見さんの本を初めて読んだ。 既に原典があることで、その面影のためか、五篇とも雰囲気が違って表現の幅が広いことに驚いた。 こんなにも自在に書くにはどうすればいいだろう。またひとつ勉強になったように思う。
舞台は京都、人物は学生。 一種のパロディーではあるが、実に巧妙に細工している。 短編五作品で、主だったところで言えば、斎藤秀太郎が、幾つかの作品に顔を出す。作者、森見も登場する。 『山月記』と『藪の中』と『走れメロス』以外は元ネタを読んだことがないので、比較しようもないが、比較できる上記の三作...続きを読む品でいうと、『山月記』は中島敦のわざとらしい口調が少ない分、評価できる。『藪の中』は多視点からの形式を受け継いでいるところは評価できる。ただ、屈折した鵜山の感性は理解しづらかった。残る『走れメロス』は原作の友情が見事にぶち破られていて、新時代の友情が描かれている。もはや、何も言えない。 未読の原作『桜の森の満開の下』や『百物語』も、いずれ読んでみたいと思っている。
すごすぎた。森見登美彦の作品は2作目だけど明らかに刺さったかも。特に山月記、藪の中がすごい良かった。名作のオマージュ、短編同士が少し繋がってる、など最悪な作品に多い特徴があるにも関わらず、それを全てひっくり返すほど面白い。 いい作品はさらに本を読みたくなる。この本を読んだ時に、やっぱりそれぞれの古典...続きを読む作品を読みたくなった。間違いなくいい作品なのだろう。
いやぁ、面白い。興味深く読めました。私は『藪の中』が1番好きかな。原典も読んでみたくなりました。森見さんの作品を読んでいつも思うのは、小説に出てくるところを見て回りたい。茶色い電車(と本文に記載)に乗り回して生活してる割には行ったことがないなあ…って。
森見さんのエッセイを読むと小説のわくわく感が増してゆく。五作すべて雰囲気が異なるけれど、繋がっていく。山月記はおもわず切ない気持ちになり、メロスは阿呆たちに笑い、桜の森のは泣けてきさえする…… とくに、桜の森のは原作がどんな感じだったか忘れちゃっているので、読み返したいなと思う。
森見さんの本は、ぜんぶ面白いです。 文章の表現方法や物語の切り取り方など、とても上手くて、本にグイグイ入っていけました。 ぜひぜひ読んでみて下さい。
読み手が、自分ならばどうこの名作を書き直すか、どんな人物に置き換えられるか、どんな所が現代にも通じるか、、そんな読み方に耐え得る小説こそが「名作」である。まさにその通りと感じるほど、元の名作たちにものすごく想像力・創造力を掻き立てられたんだろうなぁというのが、本作。 名作全編を通じて、森見登美彦ワー...続きを読むルドが広がりつつ、作品ごとの核となる部分が新たな輝きと品格をもって提示される良作。
山月記、走れメルスはギャク色強めでゲラゲラ笑える。斎藤秀太郎は阿呆の権化で愛すべき天狗。森見の登場人物の中で一番好きかもしれない。芽野と芹野もとことん阿呆で好き。
次に再読するときは基の作品の既読作を1つでも増やしておこう、と決めていたのに、また増えないまま再読してしまった。昔は『走れメロス』が1番好きだったのに、今は『藪の中』や『桜の森の満開の下』の雰囲気が好き。『藪の中』は貫井さんの『愚行録』と同じ手法で、人によって言ってることが微妙に変わるところが面白...続きを読むい。今度こそは原著をちゃんと読もう。
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新釈 走れメロス 他四篇
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森見登美彦
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