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明治三十七年、日露の開戦が決まるや、伊藤博文の命を受け、「肩書きなし」で渡米した一人の男がいた。その名は金子堅太郎。彼は巧みな会話術と旺盛な行動力をもって、ルーズベルト大統領と米国の世論を日本のもとに引き寄せた。翌年、日本が戦争を絶妙なタイミングで終わらせることができたのも、ひとえに彼の功績と言ってもいい。外交下手と言われる現代日本だが、百年前の明治にこれほど傑出した男がいたのだ。その金子の人物とたぐいまれな能力を浮き彫りににした、現代日本人必読の好著!
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年12月14日
なぜ積ん読にしてたのかと思うほど良書でした。
外交は個人同士の関係が良好に導く事があるけど、国家戦略は個人を凌駕しない事をあらためて鑑みるべき。
ウィッテの述懐を読むと、小村の評価は下げざるを得ないかな。準備が足らなかったよね。
それにしてもウィッテと決まってすぐに電報送った伊藤のその勘の鋭さとき...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月08日
日露戦争では、対ヨーロッパの「明石工作」も有名だが、本書は対米国の「金子工作」を取り上げる
明治天皇も伊藤博文も当初はナポレオンを絶賛崇拝していた。ナポレオンのような一人天才に指揮される一方、ドイツはモルトケが凡人集団でも三人寄ればなんとやらでしたのが参謀本部である。
川上操六こそ日本陸軍参謀本部...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月21日
この男も大したヤツです
「ポーツマスの旗」を読んで、日露戦争の終結に尽力した小村寿太郎に感銘を受けたわけですが、同時に、開戦直後に米国に渡ってルーズベルト大統領のバックアップを得ることに大活躍した金子堅太郎の存在を知って、とても興味を持っていました。そんな折にちょうどこの本を見つけ、さっそく手にしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月04日
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