トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

946円 (税込)

4pt

比類ない辛さが魅力のトウガラシ。原産地の中南米からヨーロッパに伝わった当初は「食べると死ぬ」とまで言われた。だが、わずか五百年のうちに全世界の人々を魅了するに至った。ピーマンやパプリカもトウガラシから生まれた。アンデスの多様な野生トウガラシ、インドのカレー、四川の豆板醤、朝鮮半島のキムチ、日本の京野菜……。各地を訪ね、世界中に「食卓革命」を起こした香辛料の伝播の歴史と食文化を紹介する。

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トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    表紙をめくると、目にも鮮やか、口が熱くなりそうな写真が飛び込んでくる。
    真っ赤で辛くて美味しいトウガラシ。
    これは一体どこでう前、どのように広がり、どう使われてきたのか。
    小さいけれどすこびる(すこぶる)衝撃的なトウガラシの旅へ!

    トウガラシの生まれは中南米。
    どうもそこらへんに生えていたものらし

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

    2024年1月

    国立民族学博物館のミュージアムショップで発見し面白そうだと思ったので購入!

    1章、2章は生物学寄りの内容で、3章以降は食文化に焦点を当てた民族学寄りの内容でした。
    トウガラシという存在が食文化を大きく変えたというのはすごい 辛い料理、好きだから、日本がトウガラシを食文化として受け

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    韓国といえばキムチ?四川と言えば辛い料理?なんて連想してました。歴史から見るとこんなイメージはごく最近の話とわかりました。トウガラシは南米産でコロンブスの大陸発見で世界デビューしたとは意外でした。

    0
    2016年11月14日

    Posted by ブクログ

    原産地中南米からヨーロッパ、アフリカ、アジアへの伝播、変遷。野生種は小さく、下向き、辛いー身を守る為。栽培種は上向き,色もいろいろ。鳥は辛さを感じない野生種は繁殖ができるのだ。

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

     サブタイトルは辛くて熱い「食卓革命」というように、唐辛子は世界の料理に新たな「革命」をもたらしたといっても過言ではない。唐辛子はもともと中南米原産だったのが、大航海時代にヨーロッパ人によっていろいろなところに伝わるようになった。

     トウガラシ好きのチベット人と書かれているのを見てびっくりした。チ

    0
    2016年04月03日

    Posted by ブクログ

    トウガラシは中南米発祥の植物である。しかも欧州に伝わったのはコロンブス以降である。にも関わらず、わずか400年程度でほぼ世界中に広まり、その各所で日々の生活に欠かせない調味料もしくは食材として大きな顔をしている。その謎を開かす本。
    なのだけど、伝搬についてまだまだ不明点が多いような、なんだか隔靴掻痒

    0
    2016年03月26日

    Posted by ブクログ

    世界各国のトウガラシ利用の歴史、トウガラシを使った料理などを紹介している本です。

    トウガラシを使った料理を食べたくなる、自分の嗜好を増やしてくれるいい本。

    0
    2018年04月02日

    Posted by ブクログ

    唐辛子が世界中でどのように広まり、使われているか書いた本。章を時代で区切るのではなく、国・地域で分けているのが特徴的。この手のスパイスの歴史本だと西洋からの視点に偏りがちであるが、この本では世界をまんべんなく取り上げる。

    唐辛子は中南米が原産であり、ユーラシア大陸にもたらされたのはコロンブス以降で

    0
    2017年08月26日

    Posted by ブクログ

    案の定辛いものが食べたくなりました(笑
    民族学者さんが、以前専攻していた植物学の知識を使いながら、トウガラシの性質や、それが世界各地でどう使われているかを纏めた本。
    タイトルは「トウガラシの世界史」となっていますが、読後感としては「世界のトウガラシ」かなぁ。。(「○○の世界史」と題した本が中公新書か

    0
    2017年03月04日

    Posted by ブクログ

    原産の南米大陸からの伝播やトウガラシの文化、食し方、世界中の激辛料理まで、幅広く分かりやすく書かれていてとても楽しい。

    それにしてもビタミンが豊富だとは以外。

    0
    2016年04月10日

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