ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
地球圏へと飛来する〈星〉を墜とす、機械の眼を持つ少女・霧原。彼女と孤独な整備工の神条は、お互いに惹かれ合うのだが……。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
星(隕石)を打ち落とすスナイパーと整備工との淡い恋。 ライトノベルのような初々しい恋愛とハードSFが絶妙に絡み合う。スナイパーは人工授精で生まれ、改造された目を持ち隕石撃墜に特化した人造人間という設定。 整備工は「森田式」と呼ばれる傑作眼球を作った元研究者で「森田式」を使う最後のスナイパーである彼女...続きを読むを守ろうとする。 守ること、其れはスナイパーを止めること。 しかし彼女にとっては死に等しいこと。 彼と彼女の葛藤がとても、とても切ない。 ラスト、二人は人と人との結びつき以上のものを選択してしまう。 すなわち「機械」と「整備工」。 う~ん。凄いエンディングだ。 これはハッピーエンド?それとも悲劇? もしかして傑作なのでは?と思う此の一冊でした。
年がら年中(というか24時間365日)地球に流星が降り注いで災害を引き起こしている世界が舞台。 地球に近づく星を堕とすために造られた、対流星スナイパーの少女と、彼女の装備をメンテナンスする整備工が恋に落ちちゃって……ていうお話。 少女と整備工が給料日にバーでビールを飲みピザを食べる(キスもしちゃう♡...続きを読む)シーンがすごく好き(//∇//) もちろん、ハードSFな要素も満載で、流星を迎撃するための高エネルギー兵器「トニトゥルス」やスナイパーたちが暮らす衛星軌道上の迎撃基地「軌道庭園」なんていうのも登場してきて萌えるんだけど、スナイパーは人造生命なんで人権がなく、でも、人間と結婚すれば人間になれるという設定が切ない( ; ; )
ボクは最期まで星を撃ち続けていたい。星を撃って、星に撃たれて、星と溶け合って、死にたい。だってそれが、愛するってことだろう。 (P.57)
SFであり、恋愛であり、人間くささを強く感じました。 ハッピーエンドでもないような、でもハッピーエンドのような。 トゥルーエンドのような。個人的にはちょっと寂しくなる作品。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
星を墜とすボクに降る、ましろの雨
新刊情報をお知らせします。
藍内友紀
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫JA」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
天使と石ころ
ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話
「藍内友紀」のこれもおすすめ一覧へ
▲星を墜とすボクに降る、ましろの雨 ページトップヘ