天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み

天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み

880円 (税込)

4pt

4.3

構想10年! 天皇陛下の譲位を前に書き上げた渾身の作。 ●帝国憲法下で天皇は「万能の主権者」だったのか? ●戦前に民主主義はなかったのか? ●GHQは日本の政治体制をどう見ていたのか? ●戦後、天皇の役割と日本の国のあり方は大きく変わったのか? ●日本国憲法は帝国憲法と根本的に異なるのか? 本書では、帝国憲法を丹念に読み解き、日本国憲法との比較を行いながら、タブー視された「事実」を発掘し、定説を根本から覆そうと試みる。近代国家の成立以降の150年。明治、大正、昭和、平成にわたり連綿と続く「この国のかたち」を明示する書。憲法学者、小林節・慶応義塾大学名誉教授との「白熱対談」収録。シリーズ累計100万部突破の記念作。

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天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ちょっとくどい感じのする本だが、憲法の通説の検証を目的としているので、やむを得ないだろう。
    法学を学んだ人間が必ず変な気分になる、八月革命説。
    これが誤っていることを、大日本帝国憲法と日本国憲法の継続性を論証することで、明らかにする。
    面白いというか、そうだよなあ、と思う。憲法学って、こういうどうで

    0
    2022年05月15日

    Posted by ブクログ

    大日本帝国憲法と言えば天皇が権力を乱用していたという印象であったが、本書を読んで、日本国憲法の内閣の助言と承認があるように、帝国憲法下では大臣の輔弼無しに天皇自らの意思を国策に反映することはできないことを知り驚愕した。また、アメリカが原爆を投下することによって日本を降伏させたわけでなく、ポツダム宣言

    0
    2020年12月29日

    Posted by ブクログ

    いわゆる「8月革命」説についての詳細な検討。よくここまで詳しく検討したものだと、敬意を表する。

    結論としては、坂本先生の「象徴天皇制度と日本の来歴」と同じと思う。参照する文献として挙がってないのが残念。

    0
    2018年01月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少々難しい内容ではあったが、「八月革命説」など知らなかった事も多く、憲法における天皇陛下についても、非常に勉強になりました。

    0
    2018年02月27日

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