何が困るかって

何が困るかって

641円 (税込)

3pt

小説でしか表現できない〈奇妙な味〉が横溢した、短いけど忘れがたい、不思議なお話を読んでみませんか?――子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方、夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な結末、バスの車内で静かに熾烈に繰り広げられる「勝負」、あなたの日常を見守るけなげな「洗面台」の独白、「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない“私”の物語――日常と非日常のあわいに見える18の情景をさまざまな筆致で描きだす、『青空の卵』や『和菓子のアン』の名手が贈る珠玉のショートストーリー集。巻末に「ホリデーが肉だと先生が困る」を特別併載。/解説=東雅夫

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何が困るかって のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    何が困るかって、この本はジャンル分けできない(^ ^;
    ショートショートと言うほど短くもないのかも、ですが、
    十八編も入ってると「短編集」というには多いような(^ ^;

    まず、間違いなく面白い一冊であることは間違いない。
    ただ一作ごとにテーマもジャンルもテイストも違うので、
    「一冊通しての感想」が

    0
    2018年05月11日

    Posted by ブクログ

    これは割とキモい。そして意味不明なのも多くて。それがむしろ恐怖を煽る面もあってますますキモい。
    鍵のかからない部屋なんてホラー感が最高だし、都市伝説も胸糞悪いこと限りなし。いや勝手にこの人の作品に期待していた?感じからのギャップがもう突き落とされるようでまさにギャップ萌えではなかろうか。
    表題作みた

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    こっっっっっっっっっわいのが多かった。
    特に怖かったのあれ、昔のやべーガキが更にヤベー大人になってるやつ。都市伝説のやつ。怖すぎてその怖さを誤魔化す為に「きょっっっっわ」って言いながら読んでた。きょっっっっっわ。
    でも好き。振り幅すごいね作者。

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    ぞわぞわしたり、くすっとしたり、どきどきする18編の短編集
    1話が短いのでさくさく読めます。
    自分の読解能力が低いので内容が?????な作品もありました。
    毎日乗車しているバスの中、降車ボタンを誰が押すか、押した人が負け、だからみんなギリギリまで降車ボタンを押さない。タイトル「勝負」18編の中でニコ

    0
    2020年08月26日

    Posted by ブクログ

    毒のあるショートストーリー集。和菓子や引きこもり探偵シリーズじゃあまり出てこない毒がこのショートストーリーには満ちています。でも面白い。

    0
    2019年01月17日

    Posted by ブクログ

    夜の光、大きな音が聞こえるか、から坂木さんの青春小説のファンになり手に取る。
    短編小説だが意外だった、ゾッとする作品も多数あり「世にも奇妙な物語」だなと感じた。
    おもしろかった、短編でここまで引き込まれる筆力と幅の広さに驚かされた。

    0
    2018年11月20日

    Posted by ブクログ

    坂木司の何が困るかってを読みました。
    不条理をテーマにした、短編集でした。

    例えば、バスの降車ボタンを押すタイミングを競う「勝負」は降りるバス停のギリギリまで降車ボタンを押さずに我慢できるかを2人のバス利用者が競います。
    バスに乗っていると同じような感覚を持つことがあり、面白く読みました。

    まあ

    0
    2018年09月26日

    購入済み

    ホントは…

    いい人の実は腹黒い一面を見てしまった、そんな感じ。
    「青空の卵」での出会いから、ほんわかミステリーの作家さんだと思ってたから。
    でも、その裏切りが面白かった。
    これもギャップ萌え、ですかね(笑)

    0
    2018年02月04日

    Posted by ブクログ

    「短劇」に続くショート集第2弾。
    読むほどに歪み、ゾワッとさせるイヤミス系から、
    さすが坂木司なほんわか系まで盛りだくさん。
    最後の一文までどうなるかわからない!!
    そのスリルが魅力的。
    「勝負」「何が困るかって」「洗面台」がお気に入り。

    0
    2018年01月23日

    Posted by ブクログ

    なんともレビューに困る本だ。全体的にはほんのりブラックで、後読感のイヤな作品が多い気がする。それでも1つ1つは短いので、余韻もそこそこにさくさく読める。どちらかと言うと明るい作品が多い印象の作者なので、意外な一面を見せて頂いた感じがします。

    0
    2018年01月08日

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