服従の心理

服従の心理

1,430円 (税込)

7pt

権威が命令すれば、人は殺人さえ行うのか?人間の隠された本性を科学的に実証し、世界を震撼させた通称〈アイヒマン実験〉――その衝撃の実験報告。心理学史上に輝く名著の新訳決定版。

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服従の心理 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    実験のレポートと考察が丁寧に書かれていて非常に読みやすかった。

    人が権威に服従するのは責任を権威のあるものに背負わせているからだと思う。
    責任の及ばない範囲で人は行動している。
    それが社会の仕組みなのかなと。
    逆に自由になりたければ責任を負わなければならない。(起業して社長になるとか)

    本編も面

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    読んでよかった。。。
    NOに比べてYESという方が楽。しかし時として人を殺めてしまうレベルに簡単に達する。その時の「従っただけ」という無責任なエージェント状態と呼ぶ。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    暗黙のうちに権威に従ってることに気づけた。上からの命令に従っているサラリーマンに読んでほしい本。僕みたいに何か気づきがあるかもしれない。

    0
    2021年06月13日

    Posted by ブクログ

    人類必読だと思う。読まずには死ねない本

    誰もが知っているミルグラム実験だが、電気刺激を与えるといったことや権威へ安易に服従してしまうことを示したくらいのことしか殆どの人は知らないだろう。

    本書を読めばこの実験が多くの変数を設定していて、社会の根幹をなす権威と行動について、改めて多くの気付きを得ら

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    有名な「アイヒマン実験」。「服従の本質というのは、人が自分を別の人間の願望実行の道具として考えるようになり、従って自分の行動に責任をとらなくていいと考えるようになる点である」まさに、ブラック企業に蔓延るクラッシャー上司がこれにあたる。自ら考える(疑いを持つ)力が必要な時代である。

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    人間は人としての責任を忘れてしまう事がある。
    誰かに服従した時、服従した人に対する責任を持ち、
    自分自身の行動に一切の責任を持たなくなる。
    それが、人を殺してしまう結果になっても。
    これを、エージェント状態と言う。
    そうならないために、何をすべきか、そして、
    どうやってこの心理と上手く向き合っていく

    0
    2020年02月29日

    Posted by ブクログ

    ミルグラムの電気ショック実験。
    これは、ナチスのアイヒマン実験とも呼ばれ、権威者による命令が個人を従属させ、殺人のような重大な結果をもたらしかねないことをシミュレーションしたもの。

    解答者(役者)、被験者、指示者において、
    ある単語の問題に対し、回答者が不正解だった場合、その被験者は低い電圧から徐

    0
    2020年02月24日

    Posted by ブクログ

    心理学の文献ではしばしば登場する「ミルグラム実験」について、ミルグラム教授ご本人が書かれた報告書。
    「アイヒマン実験」とも呼ばれるこの本は2008年に新訳として再版されるまでは約10年は絶版だったそうだ。
    2012年には文庫化されたが、357ページで1300円という価格となっている。高すぎるのではと

    0
    2019年08月12日

    Posted by ブクログ

     通称「アイヒマン実験」の報告にあたる本著。ここで得られた実験報告は人は権威に対して服従する生き物であるという、目を背けたくなるような結果だったということ。厳密にいえば、この実験で行われた手法の正確さについて異論等もあるようだが、いずれにせよ確実なことは、権威という目に見えないパワーの強大さ。そして

    0
    2018年09月23日

    Posted by ブクログ

    このアイヒマン実験について著者のミルグラムは、参加者の良心と権威に対する服従についての葛藤の場として見ている。一方で日本語訳者は、参加者の社会に対する信頼の度合いと、なにがより高位の規範であるかについての判断の場として見ている。これら実験に対する向き合い方の違いは、人の理性について理解しようとする際

    0
    2018年06月06日

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