舞台の上のジャポニスム 演じられた幻想の<日本女性>

舞台の上のジャポニスム 演じられた幻想の<日本女性>

1,496円 (税込)

7pt

3.5

なぜ日本人は好んで描かれたのか? なぜ芸者なのか? なぜサムライなのか?──いまだに続くステレオタイプな日本像の淵源を、世紀末パリで上演された演劇を素材に考察。日本文化の高い影響力という通説を問い直し、ジャポニスム像を一新する!
※本文内にカラーページあり

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舞台の上のジャポニスム 演じられた幻想の<日本女性> のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「幻想」には、着物をまとうことで、いまだ伝聞の世界の住人である日本女性に出会ってきたという意味が含まれているようだ。
    読み進めていくと、従順で、当時の西洋の女性が捨て去ってきた封建的な女性像が集約された「日本女性」という侮蔑に満ちたイメージと同時に、その女性たちを表象する「着物」をまとうことにより、

    0
    2022年11月13日

    Posted by ブクログ

     19世紀後半のパリにおける「日本」「日本人」の表象を含む舞台芸術(演劇やバレエ)の変容を通して、「ゲイシャ(芸者)」「ハラキリ(切腹)」に代表されるステロタイプな「日本」像が固定されるプロセスを追及している。著者は美術史家なので、舞台での視覚的表現の影響を重視しており、当時実際にどういう衣装で、ど

    0
    2019年12月23日

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