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本格自転車山岳レース小説、待望の文庫版を電子化!
「なぜ坂に登るのか?」
世はまさに空前のロードバイク・ブーム。そして中でもヒルクライムレースは、山国という日本の国土の特異性もあり、多くのファンを惹きつけてやまない。されど……。
自転車で山に登る……容赦のない疲労困憊……いったい何が楽しいのか?なぜ重力の法則に逆らい、何の報酬もない苦行に耐えなければならないのか。しかし、死ぬほど苦しくても、彼らはペダルを漕ぐのを止めない。長い坂を登りつめた果てに何があるというのか?
ヒルクライムの面白さに取り憑かれた作家が自らの体験を元に、愛すべき“坂バカ”たちのドラマを鮮烈に描き尽くした、日本初の本格ヒルクライムレース小説。本書はスポーツ冒険娯楽小説であると同時に、坂バカたちそれぞれの人生の疲れと痛みが、歓喜に満ちた癒しに変わっていく過程を描いた、魂と肉体の再生の物語でもある。
「なぜ坂に登るのか?」
それはロード乗りが必ず一度は取りつかれる問いだ。読んでから登るか、登ってから読むか? 答えは挑んだもののみに与えられる。
Posted by ブクログ 2019年11月18日
リーダビリティーが高くするすると読めたが、
フックなく読み終わってしまった感じ
中年クライマー大作の心情は描写されるが
ありがちな中年の悲哀にとどまっている気がするし、
新人クライマー礼二の内面にも迫っていないから
スポーツ小説にはある種の狂気を期待してしまう
特にヒルクライムなんて「坂バカ」しか...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月12日
自転車のヒルクライムにとり憑かれた人達のお話し
自転車競技についてはマンガやら他の小説やらで知ってるけど、他の作品のような爽快感が少なめ
家族を犠牲にしてまでやることか?
う~ん、ハマり方が極端なんだよなぁ
そこまでのめり込んでるのにプロにはならない(なれない?)
あたりに覚悟の中途半端さを感じる...続きを読む
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