心中探偵 蜜約または闇夜の解釈

心中探偵 蜜約または闇夜の解釈

627円 (税込)

3pt

死にたい。でも一人じゃ死ねない――。並外れた美貌と知性を兼ね備えながらも心中を渇望する華影忍が理想の女性と巡り会い、遂には闇夜に服毒心中を敢行。だが翌朝、自分だけ目覚め、死んだ相手は見知らぬ財閥の令嬢に成り代わっていた……。殺人疑惑がかけられる中、忍は盟友の若き大学教授、通称〈黒猫〉の助けも借りて事件の真相を探り始める。

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心中探偵 蜜約または闇夜の解釈 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    忍が良くも悪くも変わっていなくて、一安心。黒猫の登場も嬉しいし、溝渕や道子もいいキャラしてる。そして相変わらずラストが怖すぎる。⌈四季彩のサロメ~⌋をまた読みたくなりました。

    0
    2017年11月16日

    Posted by ブクログ

    黒猫も登場しますが、美というよりは耽美を追求するようなミステリー。主人公の正確にはかなり難ありですが、捜査の流れはわりとオーソドックス。手がかりを丹念に拾って、次へ次へとたどっていく感じ。
    タイトルの「心中探偵」はちょっとしっくり来ないかな。

    0
    2018年09月17日

    Posted by ブクログ

    「四季彩のサロメまたは背徳の省察」の華影忍が再び登場。……ああ、やっぱりろくな男になってない(笑)。とことん最低なんだけど、ここまで突き抜けちゃってるとむしろ腹も立たないし。キャラとしては魅力的かもしれません。黒猫も登場するのが読みどころ。
    心中し損ねて自分だけ生き残ったものの、実際に死んだ女とあの

    0
    2018年06月07日

    Posted by ブクログ

    主人公の華影忍がなかなかの最低男。お金にも美貌にも恵まれながら死にたがり、そのくせ女癖が悪く、妻以外の女性と心中未遂。
    知らず読んだけれど、『四季彩のサロメ〜』の続編らしい。
    そちらは華影の高校時代の話らしく、『心中探偵』だけでは、彼の厭世的な感じが分かりにくかったので、やっぱり順番に読んだほうがい

    0
    2018年04月03日

    Posted by ブクログ

    独立しても読める物語だけれど、やはりここは事前に主人公華影忍の高校時代を描いた「四季彩のサロメまたは背徳の省察」をぜひ。

    成長した彼は新鋭の作家となり厭世感を強くしたものの、女に甘いのも性にだらしないのも相変わらず。むしろ大人になった分その行動は危うげで、女を疑う事を基本しない忍はその計略にあっさ

    0
    2017年11月22日

    Posted by ブクログ

    心中した、と思ったら生き残ってしまった主人公だが
    心中相手が違った。

    一体隣で死んでいた女性は、どう入れ替わったのか。
    おかしい状態になっているわけですが、主人公の時点で
    妙な存在になっているので、言い出しても…な現実。
    自力で調べようとしているのもすごいですし
    振り回されている編集者も…お疲れ様

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    可もなく不可もなく。
    それ相応の雰囲気を狙った感はあるけど、みんなどこか感情が嘘くさくて皆さん勝手にしてくださいな、って感じ。

    黒猫さんが出てきたのが加点ポイント

    2018.6.7

    0
    2018年06月07日

    Posted by ブクログ

    .途中まで全く気が付かなかったけれど、この本サロメの続編っぽい?

    主人公はゲスい。

    ちょこちょこ出てくる黒猫がかわいい。

    行きずりの相手と一緒に心中したが、自分だけが生き残り相手は死んでしまった。
    だけど、死んだのはいっしょに心中した相手ではなかった。
    一緒に心中した相手はどこに行ったのか?

    0
    2017年12月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゲスト黒猫さんで、どうなんだろう最終的に探偵役は黒猫さんになっている気もする。
    とりあえず、華影さんの口説き文句と女性があっさり落ちるところはなんか釈然としない感じもしますが、一夜の運命の女を探す旅は面白かったですね。
    最後に彼女を求めてくれたのも個人的には嬉しいです、その後彼がどうなるかはともかく

    0
    2019年07月04日

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